2021年10月27日にリトアニアで催された「台湾・リトアニア投資フォーラム」に出席した龔明鑫・主任委員(写真提供: 台湾国家発展委員会)

台湾代表団が東欧訪問 リトアニア「大国のいじめに屈しない」

台湾国家発展委員会の龔明鑫(ゴン ミンシン)主任委員(大臣)が率いる66人規模の経済貿易投資視察団が10月20~29日まで、リトアニアを含む欧州3カ国を訪問した。

台湾リトアニアの接近に中国は反発している。オランダ放送協会10月30日の報道によると、リトアニア―中国間の鉄道輸送は8月にすでに停止され、リトアニアは「当面の間、中国との貿易往来が絶望的だ」という。

同記事によると、リトアニアのランズベルギス外相は「リトアニアがこのいじめに屈したら、中国を助長したことに等しい」と述べ、中国の制裁に動じていない姿勢を示した。

同国のマタス・マルデイキス議員は、両国の関係強化について「世界のどの国も干渉することはできない」と話した。

マルデイキス議員は、台湾を孤立させることはリトアニアの安全保障にも支障を来たすと、台湾との関係強化の重要性を説いた。「中国共産党が台湾に圧力をかけているように、ロシアもリトアニアに仕掛けてくるだろう」と負の連鎖を招くことを示唆した。

中国政府からの圧力をめぐって、欧州連合(EU)はこのほど、加盟国を経済的脅威から守るための新しい法律を策定すると表明した。

シャルル・ミシェル欧州理事会議長とウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長は10月29日に連名書簡で、EU加盟国には台湾との関係を深める権利があり、中国政府が加盟国を脅し、圧力をかけるのを容認できず、EUは対抗措置を講じると強調した。

(翻訳編集・叶子静)