米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長 (Anna Moneymaker/Getty Images)

米軍制服組トップ、中国の台湾侵攻は「今後2年以内可能性低い」

米軍の制服組トップは3日、今後2年以内に中国軍が台湾に侵攻する可能性は低いとの見方を示した。

マーク・ミリー統合参謀本部議長は同日、首都ワシントンで開催された「アスペン安全保障フォーラム(Aspen Security Forum)」に出席し、講演を行った。

講演中、ミリー氏は「中国当局が近い将来、台湾に行動を起こす可能性はあると思うか」との質問を受けた。これに対して、同氏は「私の中国に関する分析では、半年や1年、2年という近い将来に起こるとは考えていない」と述べた。

その一方で、ミリー氏は、中国当局は台湾侵攻に備えて軍事力を増強していることは「明らかである」との見解を示した上で、「だから、何が起こるかわからない」と述べた。

ミリー議長はまた、米軍は中国側の軍事攻撃から台湾を守る「能力を確実に持っている」と強調した。

米国防総省が3日に公表した最新報告書は、中国当局は核戦力の拡大を加速させており、2030年までに核弾頭1000発を保有する見通しだと指摘した。また、報告書では「中国当局は、台湾との平和統一を公の場で主張しているが、軍事力の行使を放棄したことはない」とした。

報告書は、中国当局は台湾に対する軍事作戦として、「空路・海路の封鎖から、台湾の一部または全土、沖合の島々を占領するための本格的な水陸侵攻まで、様々な選択肢を持つ」との見方を示した。

(翻訳編集・張哲)