横浜で法輪功30周年の祝賀パレード 議員「真善忍の教えは普遍的」

2022/05/10
更新: 2022/05/10
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気功修煉法・法輪功が世に伝え出されてから、今年で30周年を迎える。横浜市では8日、日本に住む数百人あまりの法輪功学習者とマーチングバンド・天国楽団がパレードを開催し、その伝播を祝った。桜木町駅前広場で行われた集会では、元衆議院議員や地方議会議員らが祝辞を述べた。

「真善忍」の教えは普遍的

丸山治章逗子市議会議員は、「真善忍」の教えが普遍的で真実であるから長く続いていると語った。人権問題に長らく取り組む丸山氏は、自由を奪われた人々を想い、天国楽団が演奏したベートーベンの交響曲第九番「喜びの歌」を引き合いにして「『喜びの歌』を皆で歌える日が来るように」と願った。

長年、法輪功迫害問題を注視してきた元衆議院議員の中津川博郷氏も登壇した。人権や自由が保障されることは人間として当然だとし、中国共産党による迫害を非難した。そして、迫害について超党派で議論し、非難決議を出すべきだと訴えた。

桜木町駅前で行われた法輪功学習者の集会の様子(盧勇/大紀元)

法輪功は法輪大法(ファールン・ダーファ)とも呼ばれ、1992年5月13日、中国東北部の都市・長春で伝え出された。今日では100以上の国と地域に広がり、主要な書籍「転法輪」は40以上の言語に翻訳されている。2000年以降、毎年5月13日の「法輪大法デー」に合わせて世界各地で祝賀イベントが開催されている。

日本法輪大法学会の稲垣会長は、長い月日を経て法輪功の認識も高まってきていると述べた。稲垣氏は、法輪功の基本的な理念である「真善忍」が世界に浸透し、道徳向上に努める法輪功が広がれば「争いごとも自然と少なくなり、街も笑顔であふれるようになるのではないか」と話した。「まだ大法を知らない方にもそのすばらしさ、良さを分かってもらえればうれしい」と述べた。

法輪功で健康に 日本人学習者、創始者に感謝の言葉

広島県から祝賀イベントに参加した川村絢子さんは、 インターネット上のドキュメンタリーで法輪功を知った。中国共産党による迫害を受けながらも信念を捨てない人々の言葉が印象に残ったことから、地元の学習者が集う公民館に行き、法輪功を始めた。

川村さんは以前、腎臓のあたりに慢性的な鈍痛があり、足も浮腫み歩くのも難しかったという。法輪功の煉功を始めると痛みが消え、今では普通に歩くことができるようになった。また、人と争う気持ちがなくなり、心が穏やかになったと語った。

5月13日は法輪功の創始者・李洪志氏の誕生日でもある。川村さんは胸の前で両手を合わせ、「法輪功に出会わせていただいた師父に感謝しています。お誕生日おめでとうございます」と感謝の言葉を捧げた。

雨風に負けず信念を保つ

法輪功の動作を行うパレード参加者(盧勇/大紀元)

中国共産党は1999年7月に法輪功への弾圧を始めてからすでに23年経った。法輪功情報サイト「明慧ネット」によると、5月時点で少なくとも4793人が迫害により死亡した。収監先での拷問や虐待、「臓器狩り」と呼ばれる強制臓器摘出など、凄惨な弾圧が続いている。しかし、法輪功学習者たちは信念を保ち、世界中で迫害停止を静かに訴え続けている。

大和市議の中村一夫氏は、法輪功学習者は困難に直面しながらも長年活動を続けてきたと称えた。中国国内で行われている迫害は「いまや世界中の知るところだ」と述べ、政治家には圧迫や人権侵害に対応する責任があると述べた。

中野区議の吉田康一郎氏は祝辞を寄せ、世界法輪大法デーを祝った。同時に、中国共産党による法輪功迫害は人類史上類を見ない人権侵害行為であると糾弾し、非人道的行為に対する「抗議と非難の声」が高まっているとした。

残忍な迫害を続ける中国共産党だが、自由を希求する中国人たちによる党組織からの離脱は相次ぎ、党解体への動きが進む。有志組織「脱党支援センター」代表の佐藤国男氏によれば、5月8日時点で約3億9500万人の中国人が共産党や共産党青年団、共産党少年先鋒隊からの離脱を表明している。

「真善忍」はポジティブなメッセージ

パレードで腰太鼓を演奏する法輪功学習者(盧勇/大紀元)

横浜市在住の夫婦はパレードを見て「カラフルで横浜によく似合う」と語った。天国楽団の演奏についても「なかなか上手だ」と評価した。別の男性も「スケールが大きく、華やかだ。色鮮やかな印象を受けた」と答えた。

大手企業に勤務するブラジル人男性は、「パレードは非常に重要なメッセージを発している」と述べ、「(真善忍は)非常にポジティブなメッセージであり、世界中の人々が理解することができる。差異と衝突で人々が苦しんでいる現在においては特に重要だ」と強調した。

王文亮
王文亮