高速道路のSAで悪質なイタズラか? 停車中にタイヤの空気を抜く職員が出現=中国 江蘇

2023/07/23
更新: 2023/07/23

今月15日、江蘇省にある高速道路「臨沂高速」のサービスエリア(SA)で撮影されたとされる映像がSNSに投稿され、議論を呼んでいる。

この映像はサービスエリアで起きた衝撃的な一幕を、車載のドライブレコーダーが捉えたもの。トラックの運転手がサービスエリアに車を止め、トイレへ行くため車を離れた間に、その事件は起きた。

映像を見ると、黄色いベストを着たサービスエリアの職員と思われる人物がやってきて、タイヤのバルブに手を伸ばした。タイヤの空気を抜いた模様だ。

1分余りの映像のなかで、その職員はとても冷静で、「犯行」の後まるで何事もなかったかのようにその場を立ち去った。手慣れているようにも見えるが、同様の前歴があるか、初犯であるかは分からない。

中国ポータルサイト「新浪網(sina.com)」18日付が、トラック運転手の話を引用して報じたところによると、「タイヤの空気圧を抜かれた(私の)トラックは、この後、危うく事故を起こしそうになった」という。

トラックのタイヤの空気を抜いた職員は事件の発覚により、その後クビになったとのこと。「犯行」の動機もふくめて、現在調査中だという。

金銭が得られるわけではないので、悪質なイタズラであろうか。職務上の背徳行為であるとすれば、ここにも一連の「おから工事」や「ガス爆発」に通じるような、中国社会における道徳低下、モラル欠如の一端を見ることができるかもしれない。

いずれにしても、高速道路での重大事故につながりかねない悪質な行為であるとして、ネット上で物議を醸している。
 

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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