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震災14年 頼総統「幾多の困難を支え合い」と日本語で投稿 続く日台「善の循環」 

2025/03/11
更新: 2025/03/11

東日本大震災から11日で14年を迎えた。台湾の頼清徳総統は、日台が助け合う友好関係を讃えるメッセージを発表した。

頼清徳氏は、震災から14年の間、台湾と日本は

「災害救助、感染症対策など幾多の困難を支え合い、交流を深めてきました」

と自身のX(旧Twitter)に日本語でこう綴った。

「この強い絆に基づき、今後もパートナーシップを深め、地域の安全、経済・貿易、社会の強靭性などの分野で連携を強め、善良なパワーとなれるよう願っています」

と締めくくった。

日台間では、相互支援の流れ「善の循環」が続いていると言う。東日本大震災の際には、台湾は約252億円という世界最大級の義援金を日本に送り、物資やボランティアも派遣してくれた。

2016年2月の台湾南部地震では、日本政府や民間団体が義援金を送付し、日本の災害救助チームが支援活動に協力した。当時の安倍晋三首相が「台湾加油(がんばれ台湾)」とメッセージを送り、台湾で話題になった。

昨年4月の花蓮地震でも、日本政府が緊急援助を表明し、救援物資を提供し、日本の民間団体や自治体が募金活動を開始した「善の循環」である。