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感染拡大を異例にも認めた中共 突然死が急増

2025/05/19
更新: 2025/05/19

中国では感染症が収束することはなくても、中国共産党(中共)当局は長らく隠蔽を続けてきた。しかし最近、珍しく中共当局が新型コロナウイルス感染症の再拡大を認めた。病院は再び満床となり、南部の多くの地域では感染予防用の薬品に対する需要が高まっている。

市民は、今回のウイルスが非常に強力で、多くの若者が突然死していると語っている。同時に、香港における新型コロナによる死亡者数は2か月前に比べて10倍に急増した。

中国のあるブロガーは「最近、周囲に咳や発熱する人が増えていることに気づいた人が多い。新型コロナウイルスが再び静かに姿を現している」と述べた。

5月16日、中国大陸で「新型コロナ感染が再び拡大」という話題がネットのホットサーチに上がった。

首都医科大学付属北京佑安病院の感染総合科主任医師、李侗曾氏によると、3月から新型コロナウイルスの外来患者数と陽性率が共に増加し始めたという。多くの中国本土の市民は動画で、今回のウイルスは非常に強力で、発熱や風邪、喉の痛み、咳などの症状を訴え、病院が再び混雑していると報告した。

ある中国市民は「また新型コロナに感染したよ。ああ、もう、喉が痛くて、鼻づまり、鼻水、咳、咳をするたびに肺が出そうな感じ。今日は味覚と嗅覚も落ちてきた。明らかに今回の新型コロナウイルス株はとても強い。みんな気をつけて」と述べている。

北京市朝陽区にある疾病予防管理センターは5月12日、現在朝陽区では新型コロナウイルスが活発化している傾向にあると発表した。

中共疾病予防管理センターが8日に発表したデータによると、3月31日から5月4日までの5週間で、全国の外来患者における新型コロナ陽性率は7.5~16.2%に上昇した。また、入院中の重症呼吸器系患者の陽性率も3.3~6.3%に増加している。南部の陽性率は北部よりも高いとされるが、実際のデータは不明だ。さらに、当局は依然として感染者数や死亡者数を公表していない。

アメリカのウイルス学専門家 林暁旭博士は次のように述べている。

「この中共疾病管理センターのデータは、現在の新型コロナ感染拡大の深刻な状況を公衆に伝えておらず、単に感染率や検査率の上昇を示しているだけだ。検査率についても、例えば3種類のウイルスの中で新型コロナの検査率が16%上昇したのか、あるいは10種類の呼吸器ウイルスの検査率が16%上昇したのかなど、多くの情報は省かれている。そのため、これは非常に深刻な情報隠蔽と誤導だ」

香港の衛生当局が15日に発表したところによると、4月初め以降の4週間で、香港では新型コロナウイルスによる死亡者が30人に達し、これは2月の10倍に相当する。

また、中国各地の市民が新唐人に伝えた情報によれば、最近中国では感染症が猛威を振るい、多くの若者が突然死しており、火葬場や墓地が増設されている。一部の農村墓地はすでに飽和状態で、当局は真実を隠し続けている。

中国各地の市民がコロナの状況を語っている。

深セン市民 安さん
「今は突然死が多く、あらゆる年齢層に見られるが、特に若者が目立つ。私が見た限りでも何人もいる。20代や30代の若者が、普段は健康で何の兆候もなく突然倒れた」

雲南省玉渓市 張さん
「墓地の価格は以前より数千元、1万元以上も高騰した。この数年はパンデミック前よりも亡くなる人が増えている。役所はインフルエンザや他のウイルス感染など、様々な名前を使って庶民をごまかしている」