【ワシントン発】ロサンゼルスで抗議活動が続く中、米上院議員らは月曜日、ドナルド・トランプ大統領とカリフォルニア州知事の政治家双方を批判した。反応は党派によって分かれた。
民主党のメイジー・ケイコ・ヒロノ上院議員(ハワイ州選出)とエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)は、州兵を派遣したトランプ氏が緊張を高める状況を生み出していると示唆した。
「これは対立を招くレシピです」「これでは私たちのコミュニティの安全は守れません」とヒロノ議員は、暴力や州兵について尋ねられた際に述べた。
エポックタイムズの質問に対し、ウォーレン議員は、トランプ氏が「ロサンゼルスで十分に緊張を煽り」、議会で続いている予算闘争から人々の目をそらそうとしていると語った。「ドナルド・トランプは、アメリカ国民が予算闘争で何が起きているかを見ないよう、あらゆる手段で注意をそらそうとしています」と述べた。
一方、ジョン・ケネディ上院議員(ルイジアナ州選出)とマークウェイン・マリン上院議員(オクラホマ州選出)は大統領を支持した。「彼には選択肢がなかったと思います」とケネディ議員は、州兵や海兵隊の派遣について尋ねられた際に述べた。
さらに、「連邦軍を派遣する必要があったと思う。知事や市長は何もしないのは明らかだったからです」と述べ、ギャビン・ニューサム州知事とロサンゼルスのカレン・バス市長を「羊の皮をかぶった羊だ。羊が増えてもオオカミの問題は解決しない」と評した。
トランプ氏も同様にニューサム知事を批判し、逮捕を支持する姿勢を示しています。これについてマーク・ケリー上院議員(アリゾナ州選出)は「馬鹿げている」「本当に、ばかばかしいです」とコメントした。
ジョン・コーニン上院議員(テキサス州選出)は議会で、「もし彼(ニューサム知事)が法律に違反しているなら、特別扱いされるべきではない」と述べ、この意見に賛同する姿勢を示した。
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