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千葉県在住男性 SNS型投資詐欺で約1億9千万円の被害

2025/08/05
更新: 2025/08/05

AIによる投資診断に関するインターネットの広告にアクセスした千葉県我孫子市の81歳男性が、うその投資話を持ちかけられ、約1億9千万円をだまし取られた。警察が詐欺事件として捜査している。

男性は今年2月AIによる投資診断に関する広告にアクセスし、指示に従って今年4月までに約1億9千万円を振り込んだが、利益の分配がなかったため、取引がある証券会社に相談したところ、詐欺だと気づいたということだ。

SNS型投資詐欺の手口としては、著名人を装った偽の広告で投資話に誘導し、金銭をだまし取るケースが多発している。

警察庁は4日、「令和7年上半期における特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況について」発表した。

令和7年上半期における特殊詐欺の認知件数・被害額は前年同期比で増加しており、認知件数は1万3213件(+4256件、+47.5%)、被害額は597.3億円(+369.4億円、+162.1%)である。

SNS型投資詐欺の認知件数は2884件(−702件、−19.6%)で、被害額は351.2億円(−153.3億円、−30.4%)である。

警察官等を語り、捜査名目で現金などをだましとる手口による被害が顕著で、認知件数は4737件、被害額は389.3億円である。

SNS型ロマンス詐欺による被害も増加しており、認知件数2461件、被害額239.6億円である。SNS型ロマンス詐欺では、SNS上で恋愛感情を利用して、金銭を要求する手口が見られる。

エポックタイムズ記者。大学では地理学を専攻。主に日本の時事について執筆しています!