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ニュージャージー州 ニューアーク・リバティー国際空港利用者に麻しん感染リスクを警告

2025/08/18
更新: 2025/08/18

米ニュージャージー州の衛生局は、先月ニューアーク・リバティー国際空港を利用した旅行者に対し、麻しん(はしか)ウイルスに感染するリスクがあると警告した。

発表によると、7月29日の午後5時30分~9時30分までの間にニューアーク・リバティー国際空港のCターミナルを利用した人や、7月30日の午後1時30分~7時までにAターミナルを利用した人は、麻しんウイルスに接触した可能性がある。麻しんに感染した場合には8月20日までに症状が現れる可能性がある。

衛生当局は、麻しんウイルスに接触したかもしれない、または症状が出ている人は、診療所や救急室に行く前に、まず地元の衛生機関や家庭医に連絡し、さらなる感染拡大を防ぐべきだと強調した。州衛生局は、地方衛生部門と協力して接触者の追跡を行い、影響を受ける可能性のある人々に通知している。

麻しんは空気中の飛沫を通じて非常に感染しやすく、患者が咳やくしゃみをした後、ウイルスは空気中に最大2時間留まる。一般的な症状には、高熱、咳、鼻水、目の充血などがあり、症状が現れてから3〜5日後に発疹が出ることがある。

感染の可能性について警報が発せられたものの、ニュージャージー州の衛生当局は現在、新たな症例は確認されていないと述べている。

医療専門家は、麻しんはワクチンによって効果的に予防できる病気だとしている。一般的に使用されているMMRワクチンは、高い保護効果を持っており、専門家は、子供が12〜15か月の時に最初の接種を行い、4〜6歳の時に2回目の接種を推奨している。また、麻しんが流行している国に旅行を計画している人には、事前にワクチン接種をすることを強く推奨している。

また、手をよく洗うことや、発熱や発疹の症状がある人との密接な接触を避けることなど、良好な衛生習慣を維持することが感染リスクを低下させることに役立つ。

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