トランプ米大統領は1月20日、イラン当局による暗殺の脅威に対し強い言葉で警告し、暗殺が実行された場合、国家全体が地球上から消し去られることになると述べた。
トランプ氏は20日、米NewsNationのインタービューで、「彼らはそんなことをすべきではない。私はすでに指示を出した。もし何かが起きれば、われわれは爆撃する。国家全体が爆撃されることになる」と述べ、さらに、「私は非常に明確な指示を出している。何かが起きれば、彼らは地球の表面から消し去られる」と明言した。
この発言の前日、イラン軍の報道官は公の場でトランプ氏に対する個人的な脅迫を行い、イラン最高指導者ハメネイ師に対するいかなる攻撃も「聖戦宣言」を引き起こすと主張していた。
同日、トランプ氏は記者団の質問に対し、イラン情勢の推移を注視していると述べた。
記者から、「イランについて伺いたい。軍事的選択肢は依然として検討対象に含まれているのか。また、イラン国内での殺害はすでに止まったと保証できるのか」との質問が出た。
これに対し、トランプ氏は「イランは当初、837人を処刑する予定だった。私は明確に伝えた。もしそれが実行されれば、彼らにとって最も暗い日になると。最終的に彼らは処刑を行わない決定をした。将来何が起きるかは分からないが、この処刑計画は撤回されたという」と答えた。
トランプ氏はこれまでも、イラン当局が街頭での殺害や抗議者の処刑を続ける場合、アメリカが介入すると繰り返し警告してきた。
現在、イラン国内の抗議活動は24日目に入っており、情勢は依然として緊迫している。21日には、首都テヘランの通りで損壊した車両や建物が確認でき、広場には焼け焦げたバスが列をなして放置されていた。
人権活動家通信HRANAの確認によると、当局による全国規模の抗議活動への弾圧で、少なくとも4519人が死亡し、さらに9049人の死亡事例が現在も確認中としている。複数のメディアは、実際の死者数は2万人を超えているとみられると報じている。
確認された死者のうち、デモ参加者は4251人、18歳未満の子供は33人だった。イラン当局が全国規模でネット遮断を行っていることから、実際の死者数はさらに多い可能性がある。
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