中国で、元司法部長の唐一軍が、賄賂を受け取った罪で無期懲役を言い渡された。受け取った金額は1億3700万元(約30億円)にのぼる。
唐一軍は、地方幹部から昇進し、最終的には中国の司法を統括するトップにまで上り詰めた人物である。
しかしその裏で、企業の上場や土地取引、銀行融資、さらには裁判への介入などの不正を行い、その見返りとして金品や財産を受け取っていた。不動産大手・恒大グループへの便宜供与や、銀行監督が形骸化していた点を当局によって問題視されていた。
裁判所は「地位と権限を悪用し、長期間にわたり不正を繰り返した」として、最も重い刑の一つである無期懲役を言い渡した。
唐一軍は司法部長時代、法輪功への弾圧を強化する政策を推進しており、海外では人権侵害の責任者として制裁対象リストに名を連ねている。
法律を守らせる立場にあった人物が、自ら法律を踏みにじっていた。今回の判決は、中国の司法そのものへの不信を改めて浮き彫りにしたものである。
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