トランプ大統領 国連資金提供・強化表明 平和委員会で「再生」宣言

2026/02/20
更新: 2026/02/20

トランプ米大統領、平和委員会で国連への資金提供と機能強化を表明。「国連を再生させる」と強調。過去削減から転換、改革圧力を継続。

米国のトランプ大統領は2月19日に開かれた平和委員会の開幕式で、米国が国連に資金を提供し、その機能を強化するとともに、持続的に運営できる体制を確立していく方針を示した。

「我々は国連と緊密に協力していく。我々は国連を再生させるつもりだ。私は国連には大きな潜在力があると考えている。だが、その潜在力は十分に発揮されていない」とトランプ氏は語った。

さらにトランプ氏は「私は、国連がこれからより強力な組織になると思う。平和委員会は事実上、国連を監督する立場となり、その円滑な運営を確保することになるだろう」と述べた。

大統領はまた、米国が国連に資金を拠出する意向を改めて強調した。「我々は国連を強化する。我々は必要な資金や体制が整うよう支援するつもりだ。国連は支援を必要としている。資金面での支援が必要だ。我々は資金面で国連を支援し、継続的な運営を可能にする」と語った。

トランプ氏はさらに、国連には優れた人材が多く、職務を遂行する能力があると評価したうえで、「国連には大きな潜在力がある。それは本当に重要な組織だ。そして最終的には、その潜在力を発揮するだろう。それは偉大な日となる」と述べた。

米国は国連予算における最大の拠出国である。しかし、トランプ政権は国連の通常予算および平和維持活動(PKO)予算への義務的拠出を拒否し、独立した予算を持つ国連機関への任意拠出金も大幅に削減していた。

米国の国連常駐代表マイク・ウォルツ氏(Mike Waltz)は2月11日、ジュネーブで行った演説で、米国が数週間以内に国連への支払いを行うことを改めて表明するとともに、国連に改革を促す意向も示した。

同氏はメディアに対し、「我々は引き続き圧力をかけ、国連に効率性の向上を求めていく。限られた資源でも、同等の成果を上げるよう求め続ける」と述べた。

トランプ氏は先月、国連には大きな潜在力があるにもかかわらず、それがこれまで真に発揮されたことがないと指摘していた。同氏はまた、国連は本来、戦争の解決にあたるべきであるが、現実はそうなっていないと述べた。

「私が解決してきたすべての戦争において、国連は一度たりとも私を助けたことがない」とトランプ氏は語った。

張婷