イランの最高指導者ハメネイ師が、アメリカとイスラエルによる空爆で死亡した。英メディアは、イスラエルが長年にわたりイラン首都テヘランの交通カメラをハッキングし、ハメネイ師の警護員を厳重に監視していたと報じた。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、2月28日、イラン高官を警護する警護員や運転手が、テヘランのパストゥール通り付近で任務に就いていた。ハメネイ師はその後、同通り周辺でイスラエルによる空爆を受けて死亡した。当時、イスラエルは現場の動きを監視していたという。
事情に詳しい関係者2人によると、イスラエルは長年にわたりテヘランのほぼすべての交通カメラに侵入し、監視映像を暗号化してテルアビブやイスラエル南部のサーバーに送信していた。
関係者の一人は、ある監視カメラの角度が特に役に立ったと述べた。イスラエルはその映像を通じて、標的となった高官らが普段自家用車を停めている場所を把握し、この厳重警備区域の日常的な動きも確認できたと説明した。
さらに、これら警護員の情報、住所、勤務時間、通勤経路、そして最も重要な情報として、彼らが普段警護している高官などを精査してデータベース化していた。これによって情報当局が「生活パターン」と呼ぶ分析資料を構築した。
同時にイスラエルは、パストゥール通り周辺にある十数か所の携帯電話基地局の特定のコンポーネントを妨害し、電話をかけても回線が使用中のように見せかけ、ハメネイ師の警護チームが警告を受け取れないようにしたという。
イスラエルの情報安全当局者の一人は、爆弾が投下される前から「われわれはテヘランをエルサレムと同じくらい熟知している」と述べた。
この当局者はさらに「(ある場所を)自分が育った街の通りのように熟知していれば、どんな小さな異変も見逃すことはない」と語った。
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