中国の大型連休である「メーデー(労働節、5月1~5日)」を前に、各地でホテルの値上げが始まる中、予約をめぐるトラブルが波紋を広げている。
支払いまで済ませた予約が一方的に取り消され、その直後に料金が大幅に引き上げられる問題が起きている。こうしたトラブルは連休のたびに繰り返されている。
中国メディアが取り上げた例では、雲南省の観光地を訪れる予定だった女性は、連休期間の宿泊代としてホテルを約322元(約7400円)で予約し決済も完了していた。しかしホテル側は「価格設定ミス」を理由に予約の確定を拒否し、キャンセルを求めた。
その後、同じ日程・同じ部屋を確認すると、料金は約3300元(約7万6千円)に急騰。10倍以上の値上げとなっていた。女性は予約サイトに相談したが、補償は数十元(約700円から900円程度)にとどまり、行政への通報にも具体的な対応はなかったという。
観光客の集中に加え、今回は人気歌手のコンサート開催も重なり、宿泊需要が一気に高まったとみられる。
当局は「予約後の一方的なキャンセルや値上げは違反になり得る」としているが、実際にはこうした事例は珍しくなく、連休前には各地で同様のトラブルが発生している。
予約しても守られない現実が続く中、利用者の不満とやり場のない思いが残る結果となった。
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