中国 SNS拡散でトレンド入り 実態に冷静な見方も

中国でピンクのブルーベリー話題に 見た目人気で価格急騰

2026/04/20
更新: 2026/04/20

ピンク色のブルーベリーがSNSで拡散され、検索ランキング上位に入るなど注目を集めている。

淡いピンク色の見た目が「初めて見た」「かわいい」と話題になり、一気に関心が高まった。ネット上では、栄養が通常のブルーベリーの数倍といった情報も広まり、人気に拍車がかかった。

こうした話題化をきっかけに、通販サイトでの価格も上昇。現在は1キロ800元(約1万8千円)前後で販売されるケースもあり、苗もネット上で売れ行きを伸ばしている。

一方、専門家はこの果物について、新しい品種ではなく、十年以上前から中国に導入されているものだと説明する。一般に流通しているのは「紅粉佳人」と呼ばれる品種で、栄養価も特別に高いわけではないという。

また、ネット上に出回る鮮やかな画像についても、実際の果実はピンク一色ではなく、紫や白が混ざる色合いで、過度に鮮やかなものは加工やAIによる可能性があると指摘している。

専門家は、見た目や珍しさだけで高額な商品を購入する必要はないとし、ネットで広がる「栄養価が高い」といった見方についても、特別に優れているわけではないと明確に否定している。そのうえで、日常的に食べるのであれば一般的なブルーベリーなどで十分だと指摘する。

見た目に惹かれて思わず手を伸ばしたくなるが、その価格に見合う価値があるのかは、いま一度考える必要がありそうだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!