ピンク色のブルーベリーがSNSで拡散され、検索ランキング上位に入るなど注目を集めている。
淡いピンク色の見た目が「初めて見た」「かわいい」と話題になり、一気に関心が高まった。ネット上では、栄養が通常のブルーベリーの数倍といった情報も広まり、人気に拍車がかかった。
こうした話題化をきっかけに、通販サイトでの価格も上昇。現在は1キロ800元(約1万8千円)前後で販売されるケースもあり、苗もネット上で売れ行きを伸ばしている。
一方、専門家はこの果物について、新しい品種ではなく、十年以上前から中国に導入されているものだと説明する。一般に流通しているのは「紅粉佳人」と呼ばれる品種で、栄養価も特別に高いわけではないという。
また、ネット上に出回る鮮やかな画像についても、実際の果実はピンク一色ではなく、紫や白が混ざる色合いで、過度に鮮やかなものは加工やAIによる可能性があると指摘している。
専門家は、見た目や珍しさだけで高額な商品を購入する必要はないとし、ネットで広がる「栄養価が高い」といった見方についても、特別に優れているわけではないと明確に否定している。そのうえで、日常的に食べるのであれば一般的なブルーベリーなどで十分だと指摘する。
見た目に惹かれて思わず手を伸ばしたくなるが、その価格に見合う価値があるのかは、いま一度考える必要がありそうだ。
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