日華懇「日本台湾友好議員連盟」へ改称 日台関係は新段階へ

2026/06/12
更新: 2026/06/12

日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会(日華懇)」は6月11日、東京都内で総会を開き、連盟の名称を「日本台湾友好議員連盟(日台友好議連)」に変更することを決定した。

総会に出席した台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は、名称変更について「歴史的な一歩」と高く評価した。李氏は、長年の友情を基盤とした関係深化の象徴であるとの認識を示した。

総会では台湾の頼清徳総統のビデオメッセージが上映され、総統は日台を普遍的価値を共有する「運命共同体」と表現。その上で、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、日台が一層協力していくことに意欲を示した。

総統府の郭雅慧報道官も、新名称に「台湾」が含まれたことに深い感動を示した。郭氏は日台関係について、「雨の日には互いに傘を差し、晴れの日には共に前進する」パートナーであると表現した。

日台友好議連の所属議員は現在300人を超えており、近年では「台湾有事を起こしてはならない」という安全保障上の観点からも、台湾との関係が強く意識されている。

議連の古屋圭司会長は、過去に蔡英文前総統とオンライン会談を行ったこともある高市早苗首相の政権発足を受け、「今がその時だ」として改称に踏み切った背景を明かした。

今後の活動方針については、経済安全保障協力を含む日台交流の深化に取り組むとしている。また、日本の一部教科書や統計資料で台湾と中国が一つにまとめられているケースについて、今後は国会などを通じて是正を求めていく方針も示した。

エポックタイムズの記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。他メディアが報道しない重要な情報を伝えます