中国 無邪気な一言が映した教育の影響

「アメリカ人は人を食べるの?」中国の子供が米国人観光客に衝撃の質問

2026/06/17
更新: 2026/06/17

中国の山あいの村で、子供たちと米国人観光客との間で交わされた会話が、多くの人に衝撃を与えている。

公開した動画では、学校の近くにいたとみられるアメリカ人観光客を数人の子供たちが囲み、次々と質問を投げかける様子が映っている。

その中で飛び出したのが、「アメリカ人は人を食べるのか」という問いだった。

観光客が「ここでは、アメリカ人は人を食べるって言われているの?」と確認すると、子供の一人は「そう言っている人がいる」と答えた。

観光客は苦笑いを浮かべながら、「違うよ。僕もみんなと同じものを食べている」と説明し、子供たちにそうした話が広まっていることに驚きを隠せなかった。

中国では長年、日本やアメリカなど特定の国に対する否定的な印象を植え付ける教育や宣伝を行なってきた。近年も、敵陣に突撃して自爆する兵士を「英雄」として学ばせ、幼稚園児に「爆薬袋」を背負わせたり、「日本人を撃ちに行く」と言わせたりする「愛国教育」の行き過ぎた実態に、国内外から衝撃の声が上がっている。

「アメリカ人は人を食べるのか」この一言は決して突然生まれたものではない。何を見て、何を聞き、何を信じて育ってきたのか、そうした積み重ねの先に生まれた、子供たちの無邪気ながらも本気の質問だった。

 

中国の幼稚園で、4〜5歳の子供たちが「爆薬袋」と書かれた段ボール箱を背負い、愛国教育の活動に参加する様子 (動画より)
李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!