日本側への「無礼」で批判浴びた中共前局長 豪大使に

2026/08/25
更新: 2026/08/25

中国外務省のアジア局長を務めていた劉勁松が、駐オーストラリア大使に着任した。中国の在オーストラリア大使館が24日、ホームページで明らかにした。

劉勁松は昨年11月、高市首相が台湾有事を巡り「存立危機事態にあたる」と答弁した直後、訪中した金井正彰・アジア大洋州局長と会談した。この際、劉勁松がズボンのポケットに手を入れたまま金井氏を見送る姿が映像で伝えられ、批判を招いた。

劉勁松の後任には、前駐モンゴル大使の沈敏娟が就いた。

11月18日、外務省アジア大洋州局長の金井正明氏(左)と中共外務省アジア司長の劉勁松(中央)は、外務省で会談した(Pedro PARDO / AFP)

昨年11月に北京で行われた日中の局長協議では、金井氏が顔を下に向ける一方、劉勁松が両手をポケットに入れ、険しい表情で会話する様子を中国メディアが報じた。

会談は当初、非公開で、双方とも報道陣を入れる予定はなかった。ところが会談終了後、中国側が突然メディアに連絡し、外交部内での撮影を認めたという。

木原稔官房長官は記者会見で、中共の官製メディアなどが両局長の会話の様子を報じたことについて、「日本側としかるべく調整しない形でプレスアレンジが行われた」と述べた。日中間で事前の調整がないまま、中国側が撮影・報道したことを明らかにした。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。