中国 「その設定方法、教えて!」ネットで公開を求める声が殺到

「10分おきにテスト! 正解しないと続きが見られない」中国の父親がテレビを改造

2026/11/07
更新: 2026/11/07

「そのやり方、ぜひ教えて!」「うちでも試したい!」

中国のネット上で、ある父親にテレビの改造方法を教えてほしいという声が相次いでいる。

子どものテレビ漬けに頭を悩ませた父親が考案したのは、なんと10分見るたびに強制テストが始まるテレビ。しかも、正解しなければ番組の続きが見られないという。

中国広東省深圳市に住む何さんは、運転代行の仕事をしている。中学1年生の息子がテレビに夢中になるのを防ごうと、独自の仕組みを考案した。

驚くのは、その改造方法だ。何さんはプログラミングができない。それでもAIに相談しながら、わずか2日で専用アプリを作り上げたという。

AIに実現したい機能を伝え、テレビの開発者モードを有効にしてアプリを導入。さらに息子の教科書の表紙や目次をAIに読み込ませ、学校の授業の進度に合った国語、数学、英語の問題を作成した。

仕組みは簡単。テレビを10分見ると、突然、画面いっぱいに問題が現れる。リモコンで正解を選べば番組再開。不正解なら1分間待たされたうえ、別の問題に挑戦しなければならない。

ところが、息子も黙ってはいなかった。問題を解くのが嫌で、テレビの電源を抜いて再起動し、なんと一度はシステムの突破に成功したのだ。

しかし、父親も負けていない。原因を調べてシステムを改良し、今度はテレビをつけた瞬間から問題が表示されるようにした。

息子が抜け道を見つければ、父親がそれを封じる。こうして始まった親子の知恵比べ。度重なる脱出作戦も失敗に終わり、ついに観念したのか、今では悪あがきをやめ、おとなしくテレビの前で問題を解くようになったという。

それでも父親はまだ満足しておらず、今後は問題の難易度をさらに上げる予定だ。

実は何さん、単に息子に勉強させたいわけではないらしい。

中国メディアの取材に対し、息子が自分で考えてシステムの突破方法を見つけることも歓迎していると語った。父親にとっては、親子で楽しむ「攻防ゲーム」でもあるのだ。

一方、「勉強がますます嫌いになるのでは」と心配する声もあるが、子どものテレビ漬けに悩む親たちからは、設定方法の公開を求める声が相次いでいる。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!