温家宝前首相、寄稿で習政権を暗に批判か 在任中「薄氷を履む思い」

マカオ紙・澳門導報は3月25日から今月15日まで、温家宝前首相が昨年12月に亡くなった母親を偲ぶ長文を4回に分けて掲載した。専門家は、温氏がこの寄稿を通して、習近平現政権の不満を示唆したと指摘した。中国ソーシャルメディアの微信(ウィーチャット)では、同記事の転載が禁止された。
2021/04/20

米国務省、ヒラリー氏の電子メールを公開 王立軍氏亡命巡るオバマ前政権の対応も

米国務省は10月10日、トランプ大統領の指示を受けて、同ウェブサイト上で、ヒラリー・クリントン元国務長官が削除した3万件余りの私的電子メールを公開した。この中で、2012年2月、重慶市の王立軍・副市長(当時)による米国総領事館駆け込み事件に関する内容があった。
2020/10/15

腐敗、毒殺、臓器狩り…中国社会の闇をえぐるハリウッド映画にあの大女優

女優メリル・ストリープ主演のハリウッドコメディ映画の一部に、実際におきた中国遼寧省の腐敗高官による、収容者の臓器売買というビジネスが取りあげられている。
2019/09/12

周永康の愛人が釈放か、7年ぶりに姿現す

中国最高指導部の権力闘争・性的接待に関与し、2011年末頃以降当局に拘束されたとみられる国民的歌手・湯燦氏(43)が約7年ぶりに公の場に現れた。このほど、湯氏に関する情報が写真とともに、会員制サイト(SNS)に投稿された。
2018/05/10

物議を醸す人体標本展、ふたたび NZで今月開催

人体に通う血流や体液を合成樹脂に変え、人体を保存する技術を使用した人体標本の企画展示「ボディ・ワールド・ヴィータル」が4月23日~7月13日、ニュージーランドの最大都市オークランドで開かれる。
2018/04/09

非人道性疑われる中国臓器移植ビジネス 日本が係わらないよう呼びかけ 山田宏議員、城内実議員ら

非人道的行為が強く懸念されている中国臓器移植に、日本が係わらないよう問題周知し、国内の臓器移植環境と法整備を働きかける国会議員や地方議員、ジャーナリストらからなるSMGネットワーク(医療殺人を止めよ:Stop Medical Genocideの頭文字)が23日、正式発足した。代表は外交評論家の加瀬英明氏。参議院会館で開かれた発足式では、会の趣旨に賛同する山田宏参議院議員、城内実衆議院議員らが挨拶を行った。カナダとイスラエルから招かれた同問題専門家3人がスピーチを通じて、日本の臓器移植法の整備を
2018/01/26

王岐山氏退任後初の執筆文、「政権転覆を防止せよ」

汚職摘発に尽力してきた王岐山氏が執筆した文章には、利益集団が「党と国の権力を奪取する」ことを防がなければならないと述べられた。これまで、一部党幹部による政権転覆の計画があったと政府高官の発言の端々に出ていたが、政府の公式発表はない。
2017/11/07

中国証券当局トップ、周永康らが「政権転覆を図った」と言及

中国証券監督管理委員会の劉士余・主席は19日、中国共産党第19回全国代表大会のチーム別会議・金融業代表団の会議で、元(最高)指導部メンバーで汚職などの罪で無期懲役刑を服役中の薄熙来・周永康ら6人が「党の最高権力を奪う陰謀を立てていた」と発言したという。香港メディアが報じたが、中国メディアは言及していない。
2017/10/23

2つの重慶事件から見る習・江攻防の先行き

中共19大を控え、最高指導者層の次期人事をめぐる熾烈な駆け引きが続いている最中、7月15日中央政治局委員の孫政才が突然重慶市委書記を解任された。5年前の2012年3月に、薄熙来は重慶市委書記と党内のすべての役職を解かれて失脚した。重慶で起きたこの2つの事件には、複数の類似点がある。
2017/08/06

中国移植の権威、「3年後には移植世界一」と豪語 専門家「プロバガンダ」

中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7月26日、AP通信の取材に応え、現在、すでにドナー登録者は21万人を数え、2020年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になる、と豪語した。この見方について、専門家は「プロパガンダに過ぎない」と一蹴した。
2017/08/02

前重慶市トップの孫政才氏が失脚か 後任は習近平氏の側近

15日に解任された重慶市トップの孫政才市党委員会書記(53)は現在、重大な規律違反の疑いで共産党中央規律検査委員会の調査を受けている。海外メディア数社は16 日に伝えた。
2017/07/16

腐敗撲滅ドキュメンタリーから見る習政権の意図

中国国営放送局の中央電視台(CCTV)が17日から連続9日間、高官の汚職実態を収録した長編ドキュメンタリー「永遠に歩み続ける(永遠在路上)」の全篇を放送した。腐敗撲滅運動を主導する共産党規律検査委員会とCCTVが共同制作したものである。
2016/11/08

中国高官の必読する極秘資料「内参」とは

このほど中国メディアが共産党内部の極秘資料「内参」の実態について公開し、その情報の信憑性や正確さなどはいずれも一般メディアが報じる内容をはるかに凌いでいると報じた。「内参」とは「内部参考」の略称であり、新華社通信が指導層向けに作成されている非公開の新聞報道で、共産党指導者層にとって重要な情報資料とされている。
2016/06/03

習近平内部談話 周永康らの政変活動を示唆

新年はじめから一般発売されている習近平国家主席の一部の内部談話を収録した本「習近平関于党的紀律和規矩論述摘編」には、元最高指導部メンバーの周永康や、薄熙来らが「政治的な陰謀活動を行っていた」など、初公表となる「意味深発言」が多く、その真意が問われている。中国問題専門家は、周・薄ら江沢民派の政変容疑を示唆していると分析している。
2016/02/04

薄熙来失脚の重要証人 年内釈放の可能性も

【大紀元日本6月3日】中国の元重慶書記薄熙来の失脚に巻き込まれた大連実徳集団の前会長・徐明受刑者(44)が、年内に釈放される可能性があることが分かった。中国のポータルサイト・騰訊(テンセント)のコラム
2015/06/03

元米駐中国大使、王立軍亡命未遂事件の裏を語る

【大紀元日本5月21日】2012年2月に起きた中国重慶市元公安局長・王立軍の米総領事館亡命未遂事件。当時のゲイリー・フェイ・ロック(中国名・駱家輝)米駐中国大使(65)はこのほど、海外の中国語メディア
2015/05/21

曽慶紅・元副主席、周永康らと「違法な政治活動を展開」=香港争鳴誌

【大紀元日本4月6日】香港政論誌「争鳴」4月号は、元最高指導者・江沢民氏の右腕で党内序列5位だった曽慶紅が、失脚した周永康と令計画氏と共に「違法な政治活動」を行っていたことを、腐敗監督を担う中央規律検
2015/04/06

周永康と薄熙来が「大事」を計画=親中派香港誌

【大紀元日本1月15日】香港誌・鳳凰週刊は最新号で、失脚した前最高指導部メンバーの周永康と、無期懲役刑で服役中の重慶市元トップ薄熙来の「黒い関係」を伝えた。中国問題専門家は「習近平サイドが意図的に流し
2015/01/15

「令計画の息子の死は太子党に仕組まれた」 袁紅氷氏が新著で見解

【大紀元日本12月26日】22日に「重大な規律違反」で党の取り調べを受けていると発表された中共中央統戦部のトップ令計画氏。現最高指導者習近平氏の味方とみられている前最高指導者胡錦濤氏の側近である同氏の
2014/12/26

中国共産党の滅亡危機 執政は国民が決めるべき

【大紀元日本12月16日】中国政府は6日早朝、江沢民派のメンバーで前中央政治局常務委員、前中央政法委トップの周永康に対する党籍剥奪、司法機関への身柄移行の処分、逮捕の決定を公表した。その6項目の容疑に
2014/12/16

中国共産党機関紙、周永康の死刑を匂わす報道 「重要なメッセージである」

【大紀元日本12月12日】「人民日報」政文部は10日、公式ウェブサイト微信(WECHAT)で、逮捕の決定が発表された元最高指導部メンバー周永康に関して、「その一連の容疑からみると、我が党の歴史上に処刑
2014/12/12

なぜ温家宝首相は攻撃されたのか 周永康氏の凋落で明かされた内幕

【大紀元日本8月21日】中国の温家宝前首相は就任前後から、海外メディアに「家族が金をかき集め私腹を肥やしていた」と報じられ、しきりに攻撃を受けていた。周永康・前政治局常務委員の凋落と共に、そのわけが次
2014/08/21

一枚の写真から中国軍の元ナンバー2、徐才厚失脚の原因がわかる

【大紀元日本7月2日】中国共産党中央政治局は6月30日、収賄などを理由に徐才厚・前中央軍事委員会副主席(71)に対し、党籍剥奪の処分を下した。その徐と薄熙来(無期懲役囚)の関係が話題にのぼっている。 
2014/07/02

周永康の親族全員を拘束か 来月調査発表の情報も

【大紀元日本4月28日】米華字ニュースサイト博訊網は消息筋の話として、中国当局は5月に最高指導部元メンバーで、汚職疑惑をかけられている周永康(71)に対する調査を発表する予定だと報じた。 周への調査で
2014/04/28

薄熙来裁判 シナリオ通りも「反撃の隙を与えた」 上訴では仲間を売るか

【大紀元日本9月25日】22日、収賄、横領、職権乱用の罪で無期懲役の判決を受けた元重慶市トップの薄熙来被告(64)。中国問題の専門家らは、その判決の裏を分析し、習近平政権と江沢民一派の政治闘争の行方を
2013/09/25

デービッド・マタス講演記録 日本は何をなすべきか(前編)

【大紀元日本9月13日】(本編は9月2日に東京都庁内の会議室で行われたデービッド・マタス氏の報告会の内容を、同時通訳された日本語の録音をもとに編集したものです。前編・後編に分けて掲載します) 病院への
2013/09/13

薄熙来の公判後、息子の瓜瓜氏は学生パーティに出席

【大紀元日本9月7日】中国共産党元幹部・薄熙来被告が山東省の済南地裁で収賄や職権乱用などの罪を問われる公判が終わった。そのわずか数日後、息子の瓜瓜氏は、のん気にニューヨークで学生パーティに参加していた
2013/09/07

「北戴河会議」開幕 指導部や長老集結 経済政策・党運営が議題

【大紀元日本8月7日】北京から東へ車を3時間走らせれば、河北省の避暑地・北戴河にたどり着く。この人口わずか7万人の地区は毎年夏になると、指導部や党長老らが集まり、党や国運営の重要方針を話し合う場となる
2013/08/07

薄熙来の息子、米国名門校に今秋入学 中国に戻る気配なし

【大紀元日本7月31日】両親の逮捕後も、息子は米国に滞在し続けるようだ。元中国高官・薄熙来容疑者の息子である薄瓜瓜氏(25)は今秋、米国の名門校コロンビア大学ロースクールに入学予定であることが明らかに
2013/07/31

「人体の不思議展」死体は誰か ハーゲンス博士にDNA鑑定要求

死体標本となった人物は誰なのか。ドイツの解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス氏の死体保存法を用いて、生々しい肉体内部をさらした死体がポーズを取る展示会「Body Worlds(人体の不思議展)」。
2013/07/24