FCCC報告書、中国の外国人記者が減少 「嫌がらせや取材妨害などで」

中国で活動する各国の記者で構成する中国外国人記者クラブ(FCCC)は31日に発表した年次報告書で、中国当局が外国人記者に対して、脅迫、ネット上の嫌がらせなどを行っていることによって、外国人特派員の人数は大幅に減少した。
2022/02/01

「世界報道自由デー」の主旨に相反して低下する報道の自由

5月3日の「世界報道自由デー」の2週間前に当たる2021年4月中旬に「国境なき記者団(RSF)」が発表した年次報告書によると、報道の自由が世界的に低下しており2019新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックに乗じて制定された抑圧的な法律により悪化が促進されている。
2021/05/03

取材妨害、脅迫、記者証の有効期限の短縮 報道を妨げられる在中外国人記者たち=報告

2021年3月、中国外国人記者クラブ(FCCC)は、2020年に中国共産党が新型コロナウイルス感染症対策を理由とした取材妨害、脅迫、記者証の有効期限の短縮といった手段で外国人記者の取材活動を妨害し、「報道の自由が急激に妨げられた」と批判する報告書を公表した。
2021/03/17

華春瑩報道官、産経新聞記者を質問攻め 中国取材環境レポートを否定

中国に駐在する外国メディアの特派員らからなる組織「FCCC(中国外国特派員クラブ)」は1月末、中国における労働環境の調査レポートを発表し、取材活動の環境は悪化していると報告した。これについて、産経新聞記者が2月1日の中国外交部(外務省)定例会見で取り上げ、「私たちも同じような(取材妨害を)経験している」と主張。取材環境改善を希望すると述べたが、華春瑩・報道官は「産経新聞が問題に直面しているというなら、どうして自省しないのか」と言い返した。
2018/02/02