世界の二大経済大国・米国と中国の間では、激しい貿易紛争をはじめ、さまざまな問題をめぐり緊張が高まっている。米中の専門家は、両国関係の悪化は、表面的には通商分野の衝突によるものだが、根本には民主主義対共産主義のイデオロギーや価値観をめぐる対立と闘争があると分析する。
2018/10/26
「私は潔白だ」。長年中国の航空宇宙事業に貢献してきた科学者、熊輝豊さん(80)はここ数年、中国当局による不当拘束に対して上訴を続けてきた。
2018/10/26
広東省順徳で23日、工業危険廃棄物処理センターの建設に反対する住民は大規模な抗議デモを行った。
2018/10/25
新疆ウイグル自治区では、何もない砂漠地帯に相次ぎ刑務所に似た構造の収容施設が建てられている。BBCは研究者らの衛星写真分析を引用し、さらに現地調査報道を行った。
2018/10/25
工業用に土砂が搾取され、生態環境が侵害されるとして、最近環境学者は「砂の危機」を唱えてきた。無限に見える砂には実は限りがあり、貴重な鉱業資産として管理されるよう専門家は主張している。最近の環境調査により、インド洋に面する東アフリカの国モザンビークでは中国鉱業企業が砂を大量採集しているため、洪水が発生しやすくなっていることが明らかになった。
2018/10/25
日本政府は23日、40年間継続してきた中国への政府開発援助(ODA)は一定の効果が得られたとして計画の終了を発表した。北京空港や中日友好病院の建設など、ODAの支援額は総額3兆6500億円を超える。
2018/10/24
オーストラリアの中国系団体はこのほど、インターネット上で、11月4日シドニーオペラハウスで公演予定の中国オペラが中国共産党の工農紅軍(以下、紅軍)を賛美しているとして、公演中止を求める署名活動を行った。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日報じた。
2018/10/24
国営英字紙チャイナ・デーリー19日付によると、四川省成都市では、本物の月に似せた照明用の衛星「人工の月」を2020年までに打ち上げる計画がある。生態環境への影響が懸念されている。
2018/10/24
中国当局がスイス大手UBS銀行の行員の出国を阻止したとの情報を受けて、世界大手銀行のシティ・グループやスタンダード・チャータード銀行などは22日までに社員に訪中の延期や再考を通知した。
2018/10/23
第二次世界大戦以来、少数民族に対する最大規模の収容所と形容される、中国共産党による新疆ウイグル自治区の収容所。大紀元は、出所者やその家族から、所内での経験を聞いた。実名で海外メディアに収容所内の実情を明かす男性は最近、行方不明となっていた父親(78)が収容所内で死亡したとの知らせを受けた。国内の家族を脅し、国外にいるウイグル族の口を封じる狙いがある。
2018/10/23
トランプ米大統領は20日、訪問先の米ネバダ州で記者団に対して、米国と旧ソ連が1987年に合意した中距離核戦力全廃条約(INF)から脱退すると表明した。
2018/10/23
英国南西部の都市を拠点とする倫理団体は、中国では無実の人から強制摘出した臓器が臓器移植用に利用されているとの国際的な懸念から、広州との姉妹都市の解消を求めている。
2018/10/22
湖南省珠洲県育紅小学校の教師は16日、地元警察署幹部の娘に体罰を与えたとして、一時警察当局に連行された。
2018/10/22
欧州議会の元高官で共産主義に詳しいスウェーデンの著名人は最近、大紀元の取材で、中国共産党政府が対外機関である孔子学院を設置する主な目的は、共産主義思想の植え付けと諜報活動のためだと指摘した。
2018/10/22
米国の連邦捜査局(FBI)は昨年以降、スパイ容疑で中国出身または中国系米国人の技術者数人を逮捕したことで、中国当局の海外ハイレベル人材招致計画、「千人計画」は各国政府に注目された。FBIは現在、「千人計画」に招へいされた学者、研究者、技術者などに対して調査を強化している。いっぽう、台湾政府の調査では、少なくとも33人の台湾出身技術者が「千人計画」に招へいされていたことがわかった。
2018/10/22
9月中旬中国当局に拘束された気功グループ法輪功の学習者である金順女氏(66)が、10月10日に亡くなったことがわかった。東北地方の遼寧省撫順市順城区に住む金氏は拘束中に激しい暴行を受けたとみられる。中国では、法輪功学習者への迫害が依然として続いている。
2018/10/19
アメリカ海軍研究局(ONR)所有の海洋調査船「トンプソン(T-AGOR-23)」が15日から18日にかけて、台湾・高雄港に寄港した。それに対し、台湾当局は「科学研究が目的だ」と明言したものの、政治的な意味合いがあるとの解釈や憶測が広がっている。
2018/10/19
中国新疆ウイグル自治区には超法規的収容施設があり、100万人以上が強制収容されていると、米国務省や国連が懸念を示してきた。大紀元の取材に応じた、ウイグル族の出所者や家族は、施設内では拷問や撲殺、若い女性たちに対するレイプが繰り返されていると語った。
2018/10/19
スイスのローザンヌで10月19日から開かれる予定だった人体標本展について、市当局は中止を決めた。倫理団体は、展示遺体は拷問により死亡した、中国共産党政府が厳しく弾圧する法輪功の学習者である可能性が高いとして、苦情を申し立てていた。
2018/10/18
朝鮮半島は冬季に差し掛かる秋に、中国からの大気汚染の影響を被る。韓国では10月中旬からPM2.5の濃度が高くなり、一部の人には長時間の屋外活動の停止を推されるレベルに達した。韓国の気象学者によると、滞留するスモッグは国内由来だが、偏西風にのり流れてきたスモッグは主に中国からだとしている。
2018/10/18
IT大手グーグル(Google)は、2010年に中国撤退する前、中国政府の検閲をすでに受け入れていたと、元従業員が最近、自身のSNSで明らかにした。
2018/10/17
ロシアの軍事情報ウェブサイトは10月16日、「中国は超大国だと証明できるのか?」と題する記事で、大国となる要素が欠如していると批判する評論を掲載した。
2018/10/17
アフリカ諸国で中国当局による経済援助の拡大とともに、現地人に対する人種差別が横行している。
2018/10/17
米クルーズ大手ノルウェージャン・クルーズライン(NCL)はこのほど、中国人観光客専用の豪華客船ノルウェージャン・ジョイ号について、2019年4月に中国市場から撤退すると発表した。同船は2017年6月28日、上海港でデビューしたばかり。中国撤退について、同客船を利用した中国人ネットユーザーは、中国人利用客、特に中国「大媽」(中国の50代~60代の女性)の食べ過ぎとマナー問題が原因だと推測する。
2018/10/16
10月15日、江蘇省揚州市杭集鎮で強制立ち退きに遭った男性が車を急発進させ、立ち退き執行者の群れに突っ込んだ。1人死亡、9人が負傷した。
2018/10/16
中国北京で腎臓移植手術を2年間で2回も受けた患者の家族が最近、大紀元に対し、中国移植産業の闇について語った。2回目の手術も失敗し、家族は「機能しない臓器が移植された」として病院を相手取り裁判を起こした。
2018/10/16
自民党政務調査会および領土に関する特命委員会の5議員は15日、総理官邸を訪問して同委員会の決議である「日本の領土と主権に対する挑発行為の阻止と中止を求める決議」を安倍首相に手渡し、具体的な措置を取るよう申し入れを行った。
2018/10/16
法輪功学習者らは10月13日、韓国ソウル特別市中心街で大規模なパレードを行った。地元韓国と日本、台湾、ベトナム、香港、タイ、マレーシアなど10カ国・地域から約2000人の法輪功学習者が集まり、現在進行中の法輪功弾圧の中止を呼びかけた。
2018/10/15
米国の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)は10月10日に発表した中国の人権に関する年次報告書で、「文化大革命以来、最悪のレベル」と指摘した。委員長のマルコ・ルビオ上院議員は、国際オリンピック委員会(IOC)に対して2022年冬季の北京大会の開催の再考を求めている。
2018/10/15
アフリカのケニア警察当局は10月5日、国の安全保障に深刻な脅威を与える可能性があるとして、中国人民解放軍の軍服など軍用品を所持していた5人の中国籍の男女を逮捕した。警察によると、5人は軍用品を使い違法な警備会社を経営しようとしていた。
2018/10/13