コーヒーに卵をのせるだけでも驚きだが、その卵の調理法を聞けば、さらに言葉を失う。
中国・浙江省の観光地にあるコーヒー店が出したのは、子供の尿でゆでた卵とコーヒーを組み合わせた一杯で、店はこれを「童子尿蛋美式(子供の尿でゆでた卵入りアメリカンコーヒー)」と名付けていた。価格は28元(約600円)だ。
ここでいう「童子」とは、10歳以下の男の子を指す言葉で、古くから中国の民間信仰では「まだ穢れがない純粋な存在」と考えられてきた。そのため、その尿には体を整える力があると信じられ、浙江省など一部の地域では「尿でゆでた卵」が民間の健康食として食べられてきた。
問題となったこのコーヒーの提供方法も、かなり独特だ。カップの上には串に刺さった卵がのり、中にはブラックコーヒーが注がれている。卵とコーヒーは別々に食べるのが基本だが、砕いて混ぜて飲む客もいるという。
しかもこの商品、意外にも売れていた。店によると1日100杯ほど売れる人気で、わざわざ遠方から試しに来る人もいたという。
しかしネットでは、「さすがに無理」「本当に安全なのか」と、驚きと戸惑いの声が一気に広がった。さらに医師からも、「尿は体の外に出される不要なもの」として、食用をすすめないという指摘が出ている。
こうした議論の広がりを受け、このコーヒーは販売停止に。現在は通常のコーヒーのみ提供しているという。
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