台湾東部の花蓮12ブランド 東京集結

2026/09/03
更新: 2026/09/03

「花蓮禮好 HUALIEN GIFTS」、第102回東京インターナショナル・ギフト・ショーに出展

食品、工芸、フレグランス、コーヒーなど、山と海に育まれた花蓮の「逸品」を日本市場へ

花蓮県政府は、地元の特色ある12ブランドと連携し、「花蓮禮好 HUALIEN GIFTS」を共通ブランドとして、9月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「第102回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026」(B2B)に出展する。食品、農産加工品、コーヒー、フレグランス、石材工芸、生活デザインなど、花蓮の地域産業や自然、文化を生かした多彩な商品を紹介し、日本市場における販路開拓と国際展開を目指す。

今回の出展では、日本をはじめとする海外のバイヤーや企業関係者に、花蓮ならではの地域産業の特色や、地元企業が手掛ける商品の魅力、創意工夫を紹介する。開幕初日から花蓮ブースには多くの来場者が訪れ、活発な交流や商談が行われた。初日の会期半ばまでに、すでに40社を超える企業関係者がブースを訪れ、商品や事業内容について意見交換を実施。そのうち20社以上から、今後さらに具体的な協議を進めたいとの意向が示されている。

今後は、販売代理店などの流通チャネルの開拓をはじめ、共同ブランドやコラボレーション商品の開発など、さまざまな連携につながることが期待される。今回の出展を通じて、花蓮県政府は日本企業との継続的なビジネス交流を促進するとともに、花蓮の特色ある産業と商品を日本市場へ届ける新たな販路の開拓を進める。

今回の出展では、「花蓮禮好 HUALIEN GIFTS」を共通ブランドとして、食品、農産加工品、コーヒー、フレグランス、石材工芸、生活デザインなど、多彩な商品を紹介する。花蓮の農産物を使った菓子や調味料、茶飲料、コーヒー、蜂蜜のほか、大理石、蛇紋岩、台湾産ベニヒノキ、竹などを活用した生活工芸品も展示する。

花蓮ブースは東京ビッグサイト東3ホールのT21-22、T21-24、T21-26に設置。日本のバイヤーや流通関係者、メディア、来場者に、商品を通じて花蓮の土地や人、職人たちのものづくりの物語を知ってもらうことを目指す。

 

一つの商品から、花蓮という地域を知る

台湾東部に位置する花蓮は、山と海に囲まれ、豊かな自然環境や多様な文化、地域の特色を生かした農業・石材産業を有する。こうした土地の風土や暮らしが、数多くの花蓮の商品や地域ブランドを生み出す背景となっている。

今回出展するのは、JEmarble(鎮一大理石)、Chyi Yuh Marble(奇鈺家居)、WM.CHLOE Fragrance Studio(WM.CHLOE香氛工作室)、HUALIEN NON-TOXIC(洄瀾無毒)、Hinokind(大檜仁心)、鈺暉食品/洄瀾醬人、Zantan studio(讚炭工房)、Yi pin chun soysauce(一品醇)、DUOLILY(朵栗栗農坊)、Kakorot(淺草堂)、MAYAW COFFEE(馬耀蜜蜂咖啡生態農場)、PUTISHIN PASTRY(花蓮縣餅・菩提餅舖)の12ブランド。

各ブランドが個別に商品を紹介するだけでなく、「花蓮禮好 HUALIEN GIFTS」を共通コンセプトとして、花蓮そのものを特色ある地域ブランドとして発信する。

展示商品も、花蓮の多様な魅力を伝えている。WM.CHLOEは、峡谷や海風、山林から着想を得た「花蓮城市香水(Hualien City Perfume)」を制作。PUTISHIN PASTRY(花蓮縣餅・菩提餅舖)は、玉里産の有機ドラゴンフルーツを使用した台湾菓子「紅玉火龍餅(レッドドラゴンフルーツ・パイ)」を展開する。

Chyi Yuhは、花蓮産の石材を使った大理石製ディフューザーセットや黒玉石のカップを、Hinokind(大檜仁心)は、台湾産ベニヒノキの古材を蒸留したヒノキ精油を紹介する。

このほか、鳳林産のコーヒーや蜂蜜、小油菊(シャオヨウジュ)を使った商品、苦茶油(台湾産の茶の実から搾った食用油)、純醸造醤油、竹炭を使った茶器、天然石材の工芸品なども展示する。

味覚や香り、手触り、デザインを通じて花蓮の土地や文化、暮らしへの関心を高め、12ブランドがそれぞれの方法で花蓮の山と海、そして日々の暮らしを東京に届ける。これにより「花蓮禮好」は単なる土産品ではなく、花蓮から届ける新たな暮らしの提案となることを目指す。

花蓮県の徐榛蔚県長は、「今回東京に届けるのは商品だけではなく、一つひとつの商品に花蓮の土地、文化、産業、そして作り手の物語が込められている」と述べた。

さらに、「玉里のドラゴンフルーツから作った台湾菓子、花蓮の石材を使った生活用品、鳳林のコーヒーや花蓮の自然が育んだ蜂蜜など、どの商品にも花蓮ならではの物語がある。一つの『花蓮の逸品』をきっかけに花蓮を知り、さらにこの地域に興味を持ってもらいたい。将来、実際に花蓮を訪れ、この土地の魅力を感じてもらえれば」と期待を示した。

 

「知ってもらう」から「日本市場へ」

今回の出展では、商品の展示だけでなく、日本のバイヤーや流通関係者、関連業界の関係者との交流・商談にも力を入れる。日本市場における商品デザインやパッケージ、仕様、販売チャネルなどへのニーズを把握し、今後の事業連携につなげる考えだ。

花蓮県政府観光処の余明勲処長は、国際展示会への出展について、「商品を単に『知ってもらう』だけでなく、認知を市場につなげることが重要」と指摘した。

「事業者が第一線で得た市場からの意見やニーズを花蓮に持ち帰り、商品改良やブランド力の向上、新たな販売チャネルの開拓につなげることで、今回の出展を日本市場への長期的な展開の出発点にしたい」と述べた。

花蓮県政府は今後も、国際展示会への出展やビジネスマッチング、市場交流などを通じて、地域ブランドの海外展開を支援し、より多くの花蓮の商品と、その背景にある地域の物語を世界に発信していく。

東京で台湾東部・花蓮の「逸品」に出会い、一つの商品を通じて花蓮を知り、そこから花蓮への関心を育ててもらう。「花蓮禮好」を世界に届ける贈り物として、山と海に育まれた花蓮から、世界に向けて新たな魅力を発信する。

花蓮の事業者が日本のバイヤーと商談・意見交換を行う様子

 

展示会情報

展示会名

第102回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2026
The 102nd Tokyo International Gift Show Autumn 2026

開催期間

2026年9月2日~9月4日

会場

東京ビッグサイト東3ホール

花蓮ブース

T21-22/T21-24/T21-26

※台湾の地域ブランド、特色ある食品、土産品、工芸品、生活デザインなどに関心のあるメディア、バイヤー、流通関係者の来場を歓迎する。

参展ブランド・商品名称一覧(日本メディア向け参考)

中文品牌名

官方英文名

日文表記

鎮一大理石

JEmarble

JEmarble(ジェイ・エマーブル)

奇鈺家居

Chyi Yuh Marble

CHYI YUH(チー・ユ)

WM.CHLOE香氛工作室

WM.CHLOE Fragrance Studio

WM.CHLOE(ダブリュー・エム・クロエ)

洄瀾無毒

Hualien Non-Toxic

洄瀾無毒

大檜仁心

Hinokind

Hinokind(ヒノキ)

鈺暉食品/洄瀾醬人

Yuhui Food Co., Ltd./Huilan Sauce Man

鈺暉食品(ユーフイ・フーズ)/洄瀾醤人

讚炭工房

Zantan studio

讚炭工房

一品醇

Yi pin chun soysauce

一品醇(イッピンジュンしょうゆ)

朵栗栗農坊

DUOLILY

朵栗栗農坊

淺草堂

Kakorot

Kakorot(浅草堂)

馬耀咖啡蜜蜂生態農場

MAYAW COFFEE

馬耀蜜蜂咖啡生態農場(馬耀コーヒー蜂蜜生態農場)

花蓮縣餅

PUTISHIN PASTRY

花蓮県餅・菩提餅舖(PUTISHIN PASTRY)

 

商品・特色用語參考

・花蓮城市香水(Hualien City Perfume):花蓮の峡谷、海風、山林をイメージしたフレグランス

・紅玉火龍餅(レッドドラゴンフルーツ・パイ):玉里産の有機ドラゴンフルーツを使った台湾菓子

・大理石擴香組:大理石製ディフューザーセット

・墨玉杯:黒玉石製カップ

・檜木精油:台湾産ベニヒノキの古材を蒸留した精油

・小油菊:台湾で栽培されるキク科植物「小油菊(シャオヨウジュ)」

・苦茶油:台湾産の茶の実から搾った食用油

・純釀醬油:純醸造醤油

・竹炭茶器:竹炭を活用した茶器

・天然石材工藝:天然石材を使った生活工芸品