米朝首脳会談、2月末にアジアで 準備チーム派遣=ポンペオ長官

2019/01/31
更新: 2019/01/31

[ワシントン 30日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は30日、次回の米朝首脳会談を2月下旬にアジアで開催するとし、その準備に向けチームを派遣していると明らかにした。米FOXニュースチャンネルとのインタビューで語った。

同長官は2月末に両国首脳の2回目の会談を開催することで北朝鮮と合意したとし、「アジアのどこかで行う」と述べた。

また「そこへチームを派遣しているところだ。朝鮮半島の非核化だけでなく、北朝鮮の国民にとってより明るい未来に向けた道筋へさらなる大きな一歩を踏み出せるよう土台を築くためだ」と語った。

会談の具体的な開催地には言及しなかった。

ベトナム政府当局者や外交筋は2週間前、同国が米朝首脳会談の開催地となることに意欲を示していると述べている。また関係筋によると、ベトナム政府は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の公式訪問に向けた準備を進めているという。

このほか、昨年6月の会談の開催地となったシンガポールや、タイも候補地として取り沙汰されている。

Reuters
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