米民主党の候補者討論会、トランプ氏「退屈だ」

2019/06/27
更新: 2019/06/27

[ワシントン/アンカレッジ(米アラスカ州) 26日 ロイター] – トランプ米大統領は26日、2020年の大統領選に向け民主党が開催した討論会について「退屈だ」とコメントした。

民主党はフロリダ州マイアミで候補者による初のテレビ討論会を開催。討論会は2日間の日程で、初日には10人の候補が参加した。

トランプ氏は大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席するため既にワシントンを出発。討論会は、大統領専用機がアラスカ州アンカレッジのエルメンドルフ・リチャードソン共同基地に給油のために着陸した時刻とほぼ同時に始まった。

基地で米兵士らを前にトランプ氏は「大きな討論会があり、たった今始まった」と述べ「あなた方と彼らのどちらかを選ぶという選択があったが、あなた方を選んだ」と語った。

ある記者が、民主党候補者たちはどのように議論すると思うかと質問すると「全員さえないだろう」と答えた。

トランプ氏はその後大統領専用機に戻るとツイッターに、討論会についてただ一言、「退屈だ」とだけ投稿した。

また、NBCニュースとMSNBCによるこの日の討論会がテクニカルトラブルで時間が遅れたことについて「討論会の真っ最中にこんなひどいテクニカル問題を起こしてNBCニュースとMSNBCは恥じるべきだ。本当に職業意識に欠けており、フェイクニュースの組織にしか値しない。まさに彼らはフェイクニュースの組織だ!」と投稿した。

Reuters
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