9・11対応の救助要員向け補償法案、米下院が可決

2019/07/13
更新: 2019/07/13

[ワシントン 12日 ロイター] – 2001年9月11日に発生した米同時多発攻撃で、汚染された現場に最初に駆けつけたことでがんなどの病気を発症した救助隊員や消防隊員、警察官などを恒久的に補償する法案が12日、米議会下院で賛成402票、反対12票で可決された。

ペロシ米下院議長は採決前、米国のために同時多発攻撃直後の現場で最初に対応した人々に常に寄り添う必要があると述べた。

米共和党のマコネル上院院内総務は間もなく上院でも採決を行うとした。

法案が上院で採決され、トランプ大統領が署名した場合、2092年までの基金が創設され、2089年10月まで請求が可能になる見込み。

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Reuters
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