大紀元時報

中国軍医、雄マウスに妊娠出産の実験を実施 「怖すぎる」と非難轟々

2021年6月21日 19時20分
マウスのイメージ写真(Pixabay)
マウスのイメージ写真(Pixabay)

中国当局はこのほど、雄マウスに子宮を移植するなどして妊娠させ、子マウスを産ませる実験を成功したと発表した。中国国内で波紋を広げている。SNS上で、多くのネットユーザーは倫理的な問題があるとして批判した。

中国官製メディア「観察者網」などは20日、相次いで報じた。報道は、「中国科学者は研究で、雄マウスの体に妊娠できるマウス(の体)のモデルを構築した。雄マウスは帝王切開で、子マウスを出産させることに成功した」「最終的に、10匹の子マウスが成年まで発育できた」とした。

具体的に4つのプロセスがあるという。まず、去勢された雄マウス1匹と雌マウス1匹を外科手術で「結合させ」、「結合マウスを形成させる」。「血液の(流れ)を通じて、雄マウスの体に雌マウスという微環境を作り上げる」という。

この8週間後に、雄マウスに別のマウスの子宮を移植する。雄マウスの状態が良くなってから、「発育した初期段階の胚胎を、結合体の雄マウスの移植子宮と雌マウスの生来の子宮に入れる」。研究チームは46ペアの結合マウスを研究対象とした。562個の胚胎は(結合された)雌マウスに移植された。他の280個の胚胎は、雄マウスの子宮に移植された。

21.5日間の妊娠期を経て、雌マウスの子宮にある169個の胚胎が正常に発育した。しかし、雄マウスに移植された子宮の中で正常に発育したの胚胎の数は27個だった。研究チームは、最終的に雄マウスに帝王切開を施し、発育良好の子マウス10匹を出産させた。

中国メディアによると、同研究論文はまだ正式に発表されていない。論文は6月16日、生物学のプレプリントサーバ、bioRxivに掲載された。タイトルは『A rat model of pregnancy in the male parabiont』。論文の作成者は、中国海軍医科大学傘下の海軍医学院の栄養および食品衛生学部の張栄佳氏と海軍医科大学の長海医院産婦人科の劉玉環氏だ。

国内メディアはこの研究について「世界初」として報道し、男性が子どもを産むことは夢ではなくなったと喜んだ。しかし、報道に対して、一部のネットユーザーは「まず、雄マウスの生殖器を切除して、雌マウス3匹を殺さないといけない。しかも、やはり雌マウスの子宮がないと妊娠できない。これってどこが良いの?自慢する必要がある?ほかにやることがあるだろう」とコメントを書き込み、非難した。

また、中国版ツイッター、微博(ウェイボー)でも物議を醸した。報道は一時、微博のホットワード検索ランキングに入った。大半のユーザーはこの研究の必要性に疑問視した。

「この科学者の頭はおかしい!産むことは、大昔から女性しかできないことだ。これを研究するなんで、おかしすぎる」

「自然の摂理に反している」

雄マウスには何も役割を担っていないじゃないか?子宮も胚胎も移植されたものだ。胚胎への血液はもう一匹妊娠した雌マウスによって供給された。この実験は人間に実施されると、男性と妊婦を結合させるということになる。性器を切除してから、男性に子宮を移植し、胚胎を入れる。それから、妊婦と10カ月の妊娠期間を共にする。女性がいなければ、男性は産むことができないということだ」

「倫理審査を経たのか」

「これは怖すぎる」

「気持ち悪い」

また、この実験は中国当局の3人っ子政策に合わせたのではないかとの指摘がある。

「これはやはり3人っ子政策に合わせていると思う。出産年齢女性が足りないから、男性を狙い始めた。これから、男性は病院で子宮を移植すればいいということかな?」

(翻訳編集・張哲)

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