中国の感染爆発と感染爆発しない外国

2023/01/29
更新: 2023/01/29

ゼロコロナ政策を止めたら

中国は武漢ウイルス対策としてゼロコロナ政策を採用していた。中国国内の移動と入出国は制限され人民の不平不満が蓄積された。中国各地で習近平と中国共産党への不満は中国各地で抗議活動へ変化した。そんな時に東トルキスタンで一家が焼死する。この抗議活動が中国各地に拡大して白紙を用いた抗議だったことから白紙革命と呼ばれた。

白紙革命はゼロコロナ政策への抗議から習近平と中国共産党への政治的な抗議に変化した。だが中国共産党は2022年12月から方針変更してロックダウンとPCR検査を止めた。これは白紙革命の勝利かと思われたが中国全土で感染爆発が発生した。

感染爆発で白紙革命は消え去り人民の大移動が開始される。中国国内だけではなく入出国も緩和されたことから、旅行・消費・帰省を楽しむことになった。だが中国国内で感染爆発していることを知っていても人民の移動は止められない。

 

中国国内では感染爆発したが世界ではしていない

ゼロコロナ政策を止めた中国は武漢ウイルスが感染爆発した。1日1万人が死亡したとも言われており、中国全土は火葬場で焼く渋滞が発生。同時に棺桶の需要増加と墓の増加が知られるようになった。

これはゼロコロナ政策を止めて人間の移動が行われた結果だ。人間の移動は感染拡大の原因だから中国全土で感染爆発するのは当然。中国共産党は入出国も規制緩和したので、人民の大移動は世界に輸出された。だが不可解なことに、現段階では世界で感染爆発は確認されていない。

中国で感染爆発したが世界で感染爆発しないのは何故だ?世界を見ると武漢ウイルス対応は共通ではない。既にマスク使用を緩和した国も有るしワクチン接種も進んでいない国も有る。それでも中国国内では感染爆発したが世界では発生していない。

本来であれば中国の感染爆発が世界でも発生するはず。実際に2020年に人民の大移動で武漢ウイルスはパンデミックになった。ならば2023年の今は感染爆発の兆候が見られるはずだ。中国ではゼロコロナ政策を止めた直後に感染爆発したのだから、この勢いで世界は第二のパンデミックになるはずだ。実際には発生しないのだから別の可能性が考えられる。

習近平による人民抹殺と文化大革命

習近平は毛沢東を崇拝していると言われている。ならば習近平は毛沢東の功績を再現するか、それ以上の功績を求めるはずだ。さらに中国国内では習近平と中国共産党を批判する人民が多い。そこで習近平は武漢ウイルスを悪用したゼロコロナ政策で人民を抑え込んだ。

強引なゼロコロナ政策は都市封鎖で餓死者を出させた。都市封鎖はパンデミック対策の一つだが、これはワクチンが無い時の対策。今の中国はワクチンを持っているはずなのに無い時の対策を実行した。これはゼロコロナ政策を看板に人民を強制的に飢餓に追い込む文化大革命と言える。

だが人民の怒りは習近平の予想を超えていた。東トルキスタンの一家焼死を引き金に白紙革命に拡大。初期段階はゼロコロナ政策に対する抗議だったが直ぐに習近平と中国共産党への政治的な抗議活動へ変化した。おそらく習近平は変化に危機感を感じたはずだ。そこで既存の対応では易姓革命に発展するので別の策に切り替えたと推測する。

それは武漢ウイルスを悪用した人民抹殺。仮説だが中国の武漢ウイルスは既に弱毒化していたら?しかも市販薬でも対応できるまで致死率が低下していたら?武漢ウイルスは存在するだけで危険性が低下していたら?ゼロコロナ政策を止めても対応ができる。しかも人民の移動を緩和しても感染爆発しない。

実際に中国発の人民大移動が発生したが世界では感染爆発していない。中国で感染爆発している最中に外国に行けば世界で感染爆発するはず。それが無いのであれば中国の感染爆発は偽物。つまり武漢ウイルスの看板を悪用しBC兵器を使って人民を抹殺した可能性が有る。

天安門事件では戦車を投入したから世界から批判された。そこで習近平は失敗から学び武漢ウイルスを悪用した可能性が有る。パンデミックは終焉に向かっているが続いているのも事実。武漢ウイルスが弱毒化していても続いているのは事実。ならばBC兵器を使って人民を抹殺しても武漢ウイルスによる感染死だと誤魔化せるではないか。

中国は武漢ウイルスのゲノム解析と公開を中止した。何故ゲノム解析を中止するのか?医療機関からBC兵器の痕跡を消すためではないのか?中国と世界を改めて比較したい。

中国では感染爆発で大量死が発生した。それに対して世界では感染爆発と大量死は発生していない。中国の様に火葬場で渋滞することは発生していない。中国発の感染爆発なら武漢ウイルスの死亡率は同じのはず。だが中国と世界では極端な違いが出ている。

 

習近平の悪巧み

現段階では推測だ。中国の武漢ウイルスと世界の武漢ウイルスの違いが不明。結果論だが中国だけ大量死が発生し世界はパンデミックの終焉に向かっている。こうなると習近平がBC兵器を用いて人民を抹殺したとしか思えない。小石を隠すなら砂利の中が最適。人民を抹殺するなら武漢ウイルスに紛れ込ませるのが最適。

実際に白紙革命はどうなった?感染爆発と同時に消し飛んでいる。白紙革命に参加した抗議者はどうなった?今も生きているのか?既に死んだか隠れているかのどちらかだ。仮に習近平の悪巧みであれば武漢ウイルスによる感染爆発ではない。ならば今後も中国で大量死は続く。どこかで感染爆発が終わるとしても天安門事件の様に世界から批判されないまま終わるはずだ。何故なら人民を抹殺した証拠が無いからだ。

 

この記事で述べられている見解は、著者の意見であり、必ずしもエポックタイムズの見解を反映するものではありません。

 

戦争学研究家、1971年3月19日生まれ。愛媛県出身。九州東海大学大学院卒(情報工学専攻修士)。軍事評論家である元陸将補の松村劭(つとむ)氏に師事。これ以後、日本では珍しい戦争学の研究家となる。
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