元拓殖大学客員教授で、中国出身の政治評論家の石平(せき へい)氏は24日、夏の参院選に日本維新の会の比例代表候補として出馬するとXで表明した。
石平氏は2月に参院選に維新から出馬することを表明したが、誹謗中傷を理由に3月に出馬を取りやめると発表していた。
出馬を取りやめた理由について、「SNS上の過度な誹謗中傷に対し、私の家族が大変動揺してパニック状態に陥ったこと」と説明。現在は家族はすでに平常心を取り戻すことができているとし、問題は解消されたと語った。
帰化人1世の国政参与に対する危惧の声が多くあったことについて、秦氏や東漢氏など古代史上の帰化人たちが国家に大きく奉仕したのと同様に、「帰化人1世の自分には日本の政治と外交に微力でありながら貢献できるところがあるのではないかと思った」と語っている。
そのうえで、石平氏は現在の対中外交に危機感を示しながら、「対中外交の見直し、帰化制度の厳格化大量移民阻止などの政策を掲げて国政に挑戦します」と語った。
政策としては、「日本を守るための憲法改正と国防力の強化」や「対中国外交の見直しと正しい対中戦略の構築」、「スパイ防止法の早期制定」を発表した。
外国人問題では、「帰化制度の厳格化と帰化資格取消制度の制定」や「移民の大量流入を阻止」を掲げた。
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