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大谷翔平 2025年MLBシーズンMVPを満票で獲得 3年連続4度目

2025/11/14
更新: 2025/11/14

2025年のMLBシーズン、大谷翔平選手が3年連続・4度目のMVPを満票で受賞した。これはメジャー史上バリー・ボンズに次ぐ単独2位の記録であり、3年連続満票は史上2人目の快挙となる。

今季の大谷は開幕から打者として出場し、6月16日の復帰初戦で1イニング28球から投手としての登板を再開。以後も1イニング、2イニングと段階的に負荷を増やしながら球速や制球を整え、二刀流を本格的に復活させた。

最終的に打者では打率.282、55本塁打、102打点、146得点(MLB1位)、OPS(打者の得点能力の高さを示した指標)1.014を記録。投手としても今季は14試合に先発し、投球数が限られていたため勝敗は1勝1敗だったが、防御率は2.87、62奪三振を挙げ、エース並の存在感を示し、投打両面でリーグトップクラスの成績を残してドジャースのワールドシリーズ連覇に大きく貢献した。

3年連続の満票受賞はバリー・ボンズ以来であり、ドジャースという強豪チームで、他チームから研究されマークが厳しくなる中でも、強力な打撃と安定した投球を両立させた点は高く評価される。

MVP最終候補には56本塁打132打点を記録したカイル・シュワーバー(フィリーズ)、そしてフアン・ソト(メッツ)も挙がったが、メディアや専門家も大谷の二刀流による圧倒的貢献を支持し、満票選出につながったとみられる。