米消費者製品安全委員会(CPSC)は 12月5日、中国製モバイルバッテリー「INIU BI-B41(10000mAh)」に発火の危険があるとして、約21万個をリコールすると発表した。内部の電池が過熱し、少なくとも11件の火災と軽傷者が確認されたためである。
対象は黒または青の本体で、背面に記載されたシリアル番号が「000G21」「000H21」「000I21」「000L21」の個体とされる。メーカーは使用を直ちに中止し、返金手続きを行うよう呼びかけている。
消費者は、専用ページ(https://iniushop.com/pages/recall-b41)でシリアル番号を入力して確認し、該当すれば返金を受けることができる。
なお、この問題のある製品が日本で流通したかどうかは現時点で分かっていない。日本のAmazonでも同型番の商品が販売されているが、米国でリコールされた特定バッチと同一かどうかは確認されていない。所持している場合は、背面のシリアル番号を確認し、該当すれば使用をやめることが望ましい。
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