トランプ大統領がベネズエラのマドゥロ大統領の拘束を命じた後、米国はベネズエラの石油輸出を迅速に掌握した。
最新の海運データによると、当初ベネズエラへ原油を積みに向かう予定だった中国の超大型タンカー2隻が、北大西洋で数週間停泊した後、現在は進路を転じてアジアへ引き返していることが分かった。
ロイター通信によれば、これら2隻の中国共産党政権の国旗を掲げた超大型原油タンカー「興業」と「千陽」は、いずれもベネズエラから中国航路を専門に運航し、ベネズエラ産原油を中国へ輸送してきた。
これらの超大型原油タンカー(VLCC)は、1隻あたり最大200万バレルの原油を輸送できる能力を持つが、ベネズエラ危機の発生後、北大西洋で数週間にわたり停泊し、さらなる指示を待っていた。
最新のLSEG(ロンドン証券取引所グループ)の海運データによると、この2隻のタンカーはすでに進路を転じ、アジアへ戻っている。
報道によれば、ベネズエラ石油の最大市場である中国は、先月以降、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)からのいかなる原油貨物も受け取っていない。これは、米国の封鎖の下で、ベネズエラが短期的には主要な買い手に直接石油を輸出できない可能性があることを意味している。
PDVSAの内部文書によると、昨年、中国はベネズエラ石油の最大の輸出先であり、輸出量は日量約64万2千バレルで、ベネズエラの石油総輸出量の約4分の3を占めていた。
2026年1月3日、米軍はベネズエラに対して奇襲作戦を実施し、マドゥロ大統領を拘束し、同時にベネズエラの石油輸出を迅速に掌握した。
トランプ大統領は先日、公に、中国共産党政権がこれまで債務と引き換えにベネズエラの安価な石油を手に入れてきた時代はすでに「終わった」と述べた。
現在は、米国がベネズエラの石油販売を引き受け、中国共産党政権が石油を欲するなら「米国から買えばよい」としている。
複数のトランプ政権関係者はロイター通信に対し、米大統領がマドゥロ氏に対して行動を起こした目的の一部は、中国共産党政権が「米国の裏庭」で影響力を拡大しようとする野心を抑え込むことにあったと語っている。
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