米トランプ大統領は3月5日、イランの次期指導者の選定に自ら関与する必要があるとの考えを示した。
トランプ氏はニュースサイト「アクシオス」のインタビューで、ベネズエラの指導者選定に自身の関与を望んでいると述べた。その上で、死亡したイラン最高指導者ハメネイ師の後継として、息子のモジタバ師が就任することには同意できないと語った。
トランプ氏は「彼らは時間を無駄にしている。ハメネイ師の息子は軽量級だ。私は人事に関与しなければならない。ベネズエラでデルシー(ロドリゲス)暫定大統領の選定に関与したケースと同様だ」と述べた。
現在、モジタバ師がイランの次期指導者の最有力候補と見られている。モジタバ師は、イラン革命防衛隊や情報機関内部で強い発言力を持つ強硬派として知られているが、政府職に選出された経験はない。
トランプ氏はまた、「ハメネイ師の息子は容認できない。我々はイランに調和と平和をもたらす人物を望んでいる」と語り、ハメネイ師の政策を受け継ぐ意向のある新指導者は受け入れない考えを示した。
トランプ氏によれば、同じ路線が継続するような指導者が誕生すれば、アメリカは5年以内に再び戦争に踏み切らざるを得なくなる。トランプ氏は、「われわれは、5年ごとにこの問題に立ち戻り、何度も同じことを繰り返す必要はない」と語った。
イランの次期最高指導者について、トランプ氏は、「国民にとっても国にとっても素晴らしい人物」であるべきだと語った。トランプ氏はさらに、後継となり得る人物の数も減り続けていると語った。
報道によると、中東での最近の軍事作戦によりイラン政権の中枢人物の大半が死亡した。最高指導者は、イランのイスラム聖職者で構成する機関「専門家会議」で選出される。
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