トランプ大統領の「選曲」で高市総理を歓迎 夕食会でX JAPAN「Rusty Nail」演奏

2026/03/21
更新: 2026/03/21

訪米中の高市総理大臣は19日(現地時間)、トランプ大統領が主催した夕食会に出席した。会場では米軍音楽隊により、日本のロックバンド「X JAPAN」の代表曲『Rusty Nail』が演奏され、高市総理が自身のSNSで「大感激でした」と投稿。この選曲の裏側には、トランプ大統領による「おもてなし」があったことが明らかになった。

大統領自ら「1曲ずつ」セレクト

同行している赤沢亮正経済産業大臣の報告によると、夕食会で隣席したベッセント財務長官から驚くべき事実が明かされたという。トランプ大統領は今回の夕食会にあたり、演奏される全ての楽曲を自ら1曲1曲、精査して選曲したというのだ。

トランプ大統領主催の夕食会での高市総理(出典:首相官邸ウェブサイト)

通常、外交儀礼における選曲は事務方が担当するが、大統領自らがプレイリストを作成するのは極めて異例。高市氏がかつてテレビ番組で同曲を熱唱したエピソードまでをも把握した上での、緻密なインテリジェンスに基づいた演出であったことが推察される。

(出典:首相官邸ウェブサイト)

音楽を通じた「心のおもてなし」

高市総理はかねてよりヘヴィメタルやハードロックの愛好家であることを公言しており、特にX JAPANの熱狂的なファンとして知られる。自身のアイデンティティとも言える楽曲が、同盟国である米国の軍楽隊によって完璧に演奏されたことは、形式的な外交を超えた「魂の共鳴」を演出する結果となった。

赤沢経産相は自身のXで、「こんなおもてなしを目の当たりにして心が動かされない訳ない」と、トランプ氏による破格の待遇と、それによって築かれた日米首脳間の強固な絆を強調した。

「ロック外交」が象徴する日米の新時代

かつて小泉純一郎元総理がエルヴィス・プレスリーを通じてブッシュ大統領(当時)と親交を深めたように、共通の文化や趣味を通じた「ソフトパワー外交」は、時に複雑な政治交渉以上の成果をもたらす。

今回の「Rusty Nail」の旋律は、日米両首脳が揺るぎない信頼関係にあることを国際社会に強く印象付けるものとなった。

大紀元日本の速報記者。東京を拠点に活動。主に社会面を担当。その他、政治・経済等幅広く執筆。