天橋立にクマ出没 海を泳ぎ住宅街に侵入、麻酔銃で捕獲

2026/06/12
更新: 2026/06/12

日本三景の一つ、天橋立(京都府宮津市)で10日午後、成熟した雄のツキノワグマ1頭が景勝地に侵入した。砂洲を南へ歩いた後、海に飛び込んで遊泳し、近くの住宅街にまで達したが、当局が同夜、麻酔銃で捕獲した。一連の対応で人的被害はなかった。

京都府警宮津警察署によると、10日午後4時30分ごろ、宮津市の天橋立北側にクマが出没したとの通報を受け、当局は天橋立内の約2.6キロの区間を閉鎖し、一般の立ち入りを禁止した。

日本メディアによると、クマは天橋立を南向きに約300メートル進んだ後、海中に飛び込んで遊泳。その後、宮津市江尻地区の住宅街に侵入し、雑木林に潜伏した。

警察が継続して監視を続ける中、同夜10時過ぎにクマへ麻酔弾2発を発射。約40分後、薬が効いて行動不能となり、無事に捕獲された。けが人は出なかった。クマの出没に伴い実施されていた道路封鎖・規制は、11日午前9時に解除された。

京都府がその後確認したところ、捕獲されたクマは体長約1.3メートル、体重97キログラムの成熟した雄のツキノワグマだった。

天橋立は日本を代表する景勝地の一つで、細長い砂洲に数千本の松が生い茂る風景が知られる。宮城県の松島、広島県の宮島とともに日本三景に数えられ、毎年多くの国内外の観光客が訪れる。