中国・広西チワン族自治区の六藍(りくらん)村では、ダム決壊による洪水で多くの住宅が流され、今も多くの住民が住む場所を失い、厳しい生活を強いられている。
現地を訪れた動画投稿者が撮影した映像には、倒壊した家屋のがれきに座り、涙を流す住民たちの姿が映っていた。
ある女性は声を詰まらせながら、「洗濯をするにも袋を持って川へ行かなければならず、まるで物乞いのようだ」と語った。
「以前は家に帰れば温かいご飯もお茶もあった。でも今は家がない。それを思うだけで涙が出る」
女性はそう話し、「雨風をしのげる家を造ってほしい。もう外をさまよいたくない」と行政に支援を訴えた。
7月12日に公開された別の映像では、中年男性も涙ながらに被害を語った。自宅は洪水で流され、家の修理資金として保管していた数万元(数十万円)の現金も失ったという。
「4人の子供を育ててきた。苦労して築いたものが、一瞬ですべてゼロになった」
ダム決壊から約1週間が過ぎても、多くの住民は家を失い、生活再建のめどは立っていない。洪水が引いても、被災者の苦難はなお続く。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。