飲食店の客席で、子どもに飲料カップを使って用を足させる。中国・北京のスシローで撮影された動画が拡散し、批判が広がっている。母親はその後、撮影者に謝罪したという。
騒動があったのは9月3日、北京の商業施設「海淀大悦城」にあるスシロー。
撮影した女性によると、隣の席にいた男児が「おしっこしたい」と母親に訴えた。ところが母親はトイレへ連れて行かず、飲料カップを用意。男児は客席に立ったまま用を足し、母親がカップで受けたという。
その後、男児が「このレモン水、誰か飲む人いない?」と発言する様子も動画に収められていた。
店側はその後、親子が使用していた席を清掃・消毒し、触れた食器類も廃棄したと説明している。
騒動がネットで広がると、男児の母親を名乗る女性が撮影者に連絡し、謝罪した。当時は夫が会計中で、上の子もまだ食事をしており、下の子が突然トイレを訴えたため、とっさに使い捨てカップを使ったという。自身の行為について「本当に恥ずかしい」とし、撮影者らの飲食代を弁償する意向も示した。
中国のスシローでは、直近にも客の迷惑行為が相次いでいる。8月には広州店で子どもが隣席の給湯設備に足を乗せ、北京の別店舗でも客が回転レーン付近に足を伸ばす騒動があった。今回を含め、約3週間で別々の3店舗で衛生面を不安視させる行為が報じられた。
子どもが突然トイレを訴えることはある。だが、そこでどう対応するかは大人の責任だ。
今回の騒動は、中国でたびたび問題となる公共の場でのマナーやモラルを、改めて問いかける出来事となった。
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