中国 観客減で「映画以外」に活路

「映画より昼寝」中国の映画館 苦肉の商売が話題に

2026/09/16
更新: 2026/09/16

映画を見る客は減っているのに、「昼寝席」はほぼ完売。映画を見ながら火鍋を食べられる。中国の映画館で、ちょっぴりおかしな現象が起きている。

一見するとユニークな集客策だが、その裏には笑えない事情がある。

中国の映画業界では客離れが進んでいる。2026年上半期、上映回数は過去最多だったにもかかわらず、1回あたりの観客は平均わずか6人ほど。興行収入も前年同期から4割減った。

そんな苦境のなか、生き残りをかけて「映画以外」で稼ぎ始める映画館が出てきた。

西安の映画館では、2つの上映室を昼寝専用にした。正午から午後2時半まで映画は上映せず、客に座席を貸す。料金は月額1人39.9元(約900円)。76席はほぼ売り切れる状態が続いているという。

ほかにも、映画を見ながら火鍋を食べられるプランを始めた映画館も登場した。

昼は昼寝、映画を見ながら火鍋。もはや何屋なのか分からなくなりそうだが、それほど中国の映画館は生き残りに必死なのだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!