中国離れ加速 米企業41%が中国転出を計画 33%が投資見合わせ=調査

調査によると、41%以上の米国系企業が中国からの転出を計画しており、33%以上が中国での投資を見合わせ、キャンセルを検討している。欧州や日本、韓国、台湾などに進出する企業も増えている。
2019/12/27

中国1~8月工業利益が完全失速 上海は前年比約2割減

中国浙江省統計局がこのほど発表した統計では、中国の1~8月全国工業部門企業利益は前年同期比1.7%減で、なかでは上海、北京、山東省は2桁のマイナス成長となった。特に、中国最大な経済都市である上海の工業利益が2割近く鈍化したことは大きく注目された。
2019/10/11

失速する中国経済 政府は個人消費とインフラの後押しを図る

世界第2位の中国経済の成長が失速する中、8月の中国の工場生産量は4ヶ月連続で減少した。
2019/09/09

発展途上国の地位に固守する中国共産党は朝貢貿易と面子を捨てた

古代中国の皇帝は周辺諸国を従え、皇帝は主君であり周辺諸国は家臣だった。古代中国は世界の中心だったが、今の中国共産党は金銭欲を優先したので面子など捨てている。何故なら中国共産党が面子を重んじるならば、中国が発展途上国扱いであることは屈辱のはずだ。
2019/08/04

対中関税「第4弾」9月1日から10%で開始 トランプ米大統領が発表

トランプ米大統領は8月1日(日本時間2日未明)にツイッターで、中国の上海で7月末に行われた米中貿易の閣僚級協議の結果、見送っていた3000億ドル相当の中国製品に適応する関税を、9月1日から10%で開始すると発表した。
2019/08/02

50社超の外国企業が中国から撤退 北京は引き止めに奔走

米中貿易戦争は間もなく1年を迎え、この間にアップル社や任天堂など50を超えるグローバル企業が中国からの生産ライン撤退を発表している。
2019/07/20

ベトナム、海外からの新規投資増 米中貿易戦争を好機に

米中貿易戦争開始以来、外国企業が中国から撤退し東南アジアに移転する傾向が加速している。ベトナム計画投資省の発表によればベトナムが今年度上半期に誘致した外資総額は184.7億ドルで、そのうち香港が53億ドル、韓国が27.3億ドル、中国が22.9億ドルと上位3国を占めている。
2019/07/12

G20米中首脳会談、「中国側に構造改革意思がない」=バノン氏

大阪での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するため27日に日本に到着したトランプ米大統領と習近平国家主席は29日、米中首脳会談を行う予定。この会談で、膠着している米中貿易摩擦について意見が交わされえるとみられる。貿易戦の終息に向けて、両首脳が貿易合意をするかに注目が集まっている。
2019/07/01

米600企業、対中関税を支持する書簡提出「人権問題を米中交渉の主要課題に」

600以上の米国企業が、米トランプ大統領政権による対中関税を支持するため、書簡を政府に宛てた。企業は、不当な貿易慣行の是正策を後押し、米中交渉では「人権状況の最悪な中国」に対して人権問題を主要議題に取り上げるよう要請した。中国製造現場では、人件費の低い労働員が生産を支えている。
2019/06/25

G20米中首脳会談開催へ、中国当局 北朝鮮・イランを切り札に

国際情勢がこの1週間で著しく変化している。香港での大規模な抗議デモが行われた後、中国最高指導者の北朝鮮訪問や、米国とイランの対立激化が相次いで報じられた。今月末に大阪では20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催される予定。18日、習近平国家主席とトランプ米大統領が電話会談で、G20サミットで、貿易などと幅広い議題について、首脳会談を行うと約束した。筆者は、中国当局が交渉のテーブルに、米国に北朝鮮とイランカードを切り出すとみている。
2019/06/20

「反米」と「親米」で揺れる中国メディア 当局のジレンマ

米中貿易戦が長期化する中、中国指導部の考えを強く反映する政府系メディアが、反米または親米と論調の一貫性を保たないことが注目された。中国当局がジレンマ的状況に陥っているのを浮き彫りにした。
2019/06/13

中国の貿易白書、交渉決裂めぐって米に責任転嫁

中国当局は2日、米中通商協議に関する中国当局の立場を表明する白書を発表した。白書は、米中貿易戦を引き起こした張本人は米国であり、また貿易交渉の中断も米国に責任があると主張した。一国政府の名義を利用し、外交手段やプロパガンダ宣伝とメディアを通して、虚言を繰り返す中国共産党の本質が再び浮き彫りになった。
2019/06/06

ファーウェイ、海底ケーブル事業撤退 中国共産党政府に近い企業に売却

中国の通信技術大手ファーウェイ(華為科技)は、光通信のための海底ケーブル事業を、中国共産党政府に近い国内企業に売却する見通し。ファーウェイは、トランプ米政権による実質の禁輸措置を受けて、コア事業以外の切り離しを進めている。
2019/06/05

米中貿易戦、「民主主義と共産主義の攻防戦」=トランプ政権元顧問インタビュー

大紀元時報英語版はこのほど、トランプ米政権の雇用・貿易政策顧問を務め、現在NGO団体「アメリカ・ファースト・ポリシース」のシニア政策アドバイザーとして活躍しているカーティス・エリス(Curtis Eills)氏に対して、米中貿易戦に関して取材した。
2019/05/31

米中の女性キャスター、貿易戦争めぐってバトル 生討論会で勝負

米大手ケーブルテレビ局Foxビジネス・ネットワークで冠番組を持つ女性司会者と、中国国営放送局の女性ニュース司会者が、5月29日にニューヨークと北京で、米中貿易論争についての生放送の討論会を開く。
2019/05/29

米中貿易戦が長期化 経済学者「中国の供給網が崩壊」

5月10日に終了した米中閣僚級通商協議が実質上物別れに終わり、米中間の関税引き上げ応酬が始まった。
2019/05/14

米中 5月通商合意を目指す、首脳会談開催地は日本か=ブルームバーグ

トランプ米大統領は24日、フロリダ州を訪問する前にホワイトハウスで記者団に、米中通商協議について「順調に進捗している。中国とうまく行っている」と述べた。
2019/04/26

「明白な使命」に目覚めたアメリカ 共産主義の末日は近い

百年来、共産主義邪霊は人間社会に害をなしてきた。その変異した思想潮流は全世界を席巻し、自由主義国家の代表であるアメリカも陥落寸前となった。
2019/04/15

米中首脳会談の延期、専門家「両国の政治体制の全面対決」

米中通商協議は難航し、3月中に予定されたトランプ米大統領と習近平中国国家との合意に向けた首脳会談は、4月以降にずれ込むとみられる。専門家は、中国共産党政権の専制体制によって、通商問題で両国が折り合うことが難しいとし、米中貿易戦が「米中政治体制の全面的対決である」と分析する。
2019/03/22

米MIT、早期出願合格者に中国人留学生なし 

米名門大・マサチューセッツ工科大学(MIT)がこのほど行った早期出願者の合格発表に中国出身の学生がいないことが分かった。中国当局が実施する海外のハイレベル人材を招聘するプログラム「千人計画」が近年、技術盗用の温床になっていることに米教育機関も危機感を示している。
2019/01/02

中国、反腐敗運動で圧勝宣言 「米中対立で危機的な状態の反映」との分析

中国の習近平国家主席は14日に開かれた政治局会議で、反腐敗との戦いに「圧勝を収めた」と宣言した。2012年の共産党大会後に同運動が始まって以来の「勝利宣言」となった。同発言について、貿易問題に端を発した米中対立が先鋭化するなか、中国共産党政権は執政の危機にさらされ、「内部の団結」を優先させた、と専門家は分析した。
2018/12/17

必死の中国と余裕のアメリカ G20米中「停戦協定」で勝負は持ち越し

ブエノスアイレスで開かれたG20サミットには1つの重要な目的があった。それは米中間で貿易の合意を達成することだ。しかし、公開された合意文書を見れば、それが事実的な合意というより、むしろ外交的な停戦に過ぎないと分かる。
2018/12/10

G20、米中首脳会談で貿易摩擦解消の期待感は薄い=専門家

アルゼンチンのブエノスアイレスで11月30日と12月1日に行われるG20で、米中両首脳は12月1日に夕食会を予定している。貿易摩擦のほか、北朝鮮などいくつかの問題を議論する。専門家は、このたびの米中首脳会談で、世界経済に影響を及ぼしている米中貿易戦は期待されるほどの動きはないと見ている。
2018/11/30

APECで激しく衝突する米中 中国の策略を分析

世界各国に注目されている米中貿易戦は近く終わる可能性があるのか?18日に閉幕されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、その答えを見つけることができる。
2018/11/20

次は「国家標準2035」か 消えぬ中国の技術強国の野心

米中貿易戦争の標的となった「中国製造2025」がいま、鳴りを潜めている。しかし、中国共産党政権の「世界の製造強国入り」の目標が消えたわけではない。中国国務院は今年1月、「中国標準2035」戦略を打ち出した。
2018/11/05

米企業から「脱中国」の動き 貿易戦争の影響で=米メディア

米中貿易戦争の影響で、米国ファッション・ブランド企業らの「チャイナシフトアウト(中国離脱)」現象が現れている。米ブルームバーグ通信は20日、コスト削減のために中国行きを選んだ企業らが関税のないカンボジアなど東南アジアに生産拠点を広げていると報道した。
2018/08/21

中国大使館が米旅行を警告、ネットユーザ「じゃあ高官子女も帰国させたら?」

「米国は治安が良くない」ー。米首都ワシントンDCの中国大使館は中国人に向けて、米国滞在の危険性を警告し、渡航注意を喚起した。米朝貿易摩擦が激化するなか、このたびの渡航注意勧告は、政治的動機に基づく「報復」とみられる。中国ネットユーザからは「米国にいる政府高官の子女も帰国させたら?」と辛らつな皮肉が相次いだ。
2018/07/05

米中貿易摩擦の核心は「赤字削減」ではない 

着地点がなかなか見えない米中通商協議は3日、3回目の交渉が終了した。共同声明が発表されていないことから、交渉が決裂したとみられる。5日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、中国当局は米側に対して、700億ドル規模の米農産物とエネルギー製品の購入と引き換えに、米通商法301条に基づく制裁関税の実施を放棄するよう求めた。しかし、ある米当局者は「(放棄が)ありえない」と同紙に語った。
2018/06/09

日米欧の貿易相、「第三国」市場歪曲に近く措置 中国念頭か

日米欧の貿易相は5月末に会談し、「第三国における非市場志向の政策」に懸念を表明し、措置を取ることについて議論した。3閣僚の声明は昨年に続き、グローバル市場を乱す国の補助金や、過剰供給問題、技術移転強要など、中国を念頭としていると思われる文言が多分に盛り込まれている。
2018/06/07

米国、中国人のビザ厳格化「中国製造2025」への対抗措置で

米トランプ政権は、中国による米国の知的財産の盗用に対抗する措置として、中国人の米国ビザ申請を厳格化する。米国務省によると6月11日に実行する。
2018/05/31