アメリカ海軍は2023年5月25日原子力航空母艦・ジョージ・ワシントンが再配備されることを発表した。6年ぶりの展開であり、当初4年で想定された炉心交換・包括修理などのオーバーホール(RCOH)を2年延長した影響で再配備が遅れた。修理の延長は、造船をめぐって米海軍が抱える問題を示唆している。
米海軍は6月18日、最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」の付近で4万ポンド(約18トン)の爆薬を起爆する試験を東海岸で行った。爆発とともに轟音と衝撃波が空母を襲い、高く舞い上がった水柱は艦橋を超えた。 米国地質調査所によると、この実験はマグニチュード3.9の地震を引き起こした。
2021/06/21