陰陽 健康に必要不可欠なバランス

陰陽の概念は、伝統的な中国社会において、健康から人々の調和に至るまで全てを理解する上での基礎となっています。 陰陽の概念は西洋科学よりも数世紀前から存在しており、用語は異なるものの、後の西洋科学によっても物事の本質の二極性は科学的に見出されます。
2019/09/05

「海のコカイン」絶滅危惧の魚の浮袋、密輸容疑で中国人2人逮捕=米国カリフォルニア

米カリフォルニア州警察は、中国籍の男2人は、絶滅危惧の大型魚トトタバの浮袋の密輸容疑で逮捕した。この浮袋は中国で珍味として高額取引され、裏に闇組織が係わることから「海のコカイン」とよばれる。今回の押収量の市場価格は94万~376万ドルに及ぶ。
2019/06/21

春の憂鬱、鍼灸で退治

春は陽気が上昇し、気分も浮き浮きして明るくなります。しかし、この時期に不安、不眠、憂鬱になる人もいます。このような患者は、漢方医学から見れば、肝臓の機能が弱い場合が多いのです。肝臓は血液を蔵し、疏泄を司ります。疏泄とは、気機の調達を管理し、つまり気の流れをスムーズにさせます。この機能が弱くなれば、気の流れがスムーズにいかず、滞りが生じ、気滞の状態になります。更に気滞によって、気分がすぐれないなどの症状が表れます。
2019/03/06

病気だけじゃない 漢方治療

体質改善という言葉は、漢方治療の時によく使われます。つまり、漢方治療は症状を抑えることより、症状が生じた体質の状況を改善し、より根本的に病気治療することを目指しています。その場合、長い時間をかけて根気よく治療し続ける事が必要になります。
2019/02/27

肩こりに効くツボとは

肩こりの原因は非常に複雑である。精神緊張、眼精疲労、筋肉疲労、胃腸障害、生理不順、冷え性、呼吸器疾患などはすべて肩こりを起す可能性がある。肩こりを治療する場合に、原因疾患を一緒に考えて治療する必要がある。
2019/02/23

6つの加齢現象と漢方医療

「年には勝てない」と、よく言われるように、年齢を増すとともに、体にもそれなりの変化が現れます。女性は、生理の変調など更年期の現象で加齢がはっきりと現れますが、男性の場合にはそのような変化を示す現象がないので、「年をとった」と自覚しない人もいるでしょう。
2019/02/18

漢方医師が教える 美容に良いお茶レシピ

ローズの花は、憂鬱な気分を晴らしたり、血液の循環を良くする働きがあり、赤い色の方がより効果的である。クコの実は、肝腎の精血を補い、機能を促進する。レーズンは、気血を補い、体内の余分な水分を取り除く効果がある。
2019/02/06

春には酸っぱいものより、甘いものを食べるべし?

唐代の名医である孫思邈(そんしばく)は、「春には酸味の食物を控え、甘味の食物を増して脾の気を養うべき」と記しています。それは、酸味の収斂作用は陽気の活動を抑制し、甘味は脾の気を補い陽気の活動を助ける作用があるからです。
2019/01/29

新生活、季節の変わり目、梅雨…女性を支える春の「楊貴妃ランチ」

新生活によるストレス、季節の変わり目での体調変化、梅雨のもやもやなど…外部の刺激に敏感な女性の心を支える春のランチメニュー「楊貴妃ランチ」が、このたび、ザ・プリンス パークタワー東京(港区芝公園)で販売される。
2017/03/28

肺をいたわる簡単レシピ

私たちは、なぜくしゃみや咳をするのでしょうか?それは、外部から体内に侵入してくる細菌、ウィルス、ホコリなどの異物を肺が感知した時に、それを排出しようとするからです。肺は外部からの侵入者を撃退する「防衛部隊」とも言えます。
2017/03/13

【漢方】精を養って元気に

まだまだ朝夕の冷え込みが続きます。動物が冬ごもりをするように、人間も活動を控えてエネルギー(気)を蓄える時期です。今回は、生命エネルギーの源である「精」についてご紹介しましょう。
2017/01/10

土壌汚染、途絶える加工伝承「漢方生薬が中医学を危機に」北京高官が発言

 国家中医薬管理局局長は12月6日、 中国中医薬の白書発表の席で、漢方生薬の問題で中医学が没落するという表現は、決して誇張ではないと発言した。
2016/12/22

疲れが取れない?それは「気の病」が原因かも

朝から身体がだるい、午後になっても疲れが取れない…といった悩みはありませんか? 疲労の原因は様々ですが、その一つに「気の病」が挙げられます。「気の不足」や「気の滞り」があると、慢性疲労に陥りやすくなります。漢方医学でいう「気」とは、目に見えない身体を動かすエネルギーのこと。内臓の蠕動、食事の消化、栄養の吸収、血液の循環、老廃物の処理、臓器の機能の維持、体温の保持、免疫機能の調節などは、すべて気の働きと密接に関連しています。
2016/12/11

まずは姿勢から! 健康の基本

最近、身体が不調でつらい・・・という方、姿勢を正すことから始めてみませんか?正しい姿勢は気の流れをスムーズにし、集中力と自信を養います。中国では昔から、「立つのは松の如し、座るのは鐘の如し、歩くのは風の如し、眠るのは弓の如し」といいます。よい姿勢を保つ秘訣をご紹介しましょう。
2016/04/11

感情の変化と病気

ずっと身体の疲れが取れない、便秘がちだ、肩こりがひどい・・・といった、不定愁訴に悩む人は少なくありません。これといった原因が見当たらない人は、自分の感情変化に問題があるのかもしれません。漢方医学では、マイナスの感情のみならず、すべての感情変化が度を超すと身体に害を与えると考えています。喜怒哀楽と五臓六腑の関係を知り、上手に感情の変化を制御して、健康の維持に役立てましょう。
2016/03/31

健康の秘訣 八つの解毒時間

人体は絶えず老廃物や体に有害な毒素を分泌しています。空気中や水中の汚染物質、そして残留農薬によって健康が絶えず脅かされています。解毒作用が滞るとそれらの毒素が体内に蓄積され、様々な病に侵されかねません。
2015/11/02

ガンにかからない村の秘密 

中国南部の広西チワン族自治区は、長寿の村が多いことで知られている。同自治区桂林市茘浦県のある村は人口3653人、癌に罹っている人は一人もいない。現状がたまたまそうだというのではなく、村の歴史上これまで癌に罹った人は一人もいないのだ。医療関係者から注目されたこの村に米国の専門研究チームが住みついて調査した結果、癌に罹らない要因は、村民が常に食べている現地で採れた里芋であることが判明した。台湾メディアが伝えた。
2015/10/20

薬用植物 合歓木(ネムノキ)

 夜になると向かい合う羽状の葉が閉じ合わさることから、「眠る木」または「寝る木」という意味で名付けられたネムノキ。中国では合歓樹(ごうかんじゅ)と呼ばれるマメ科の落葉高木で、梅雨の時期にはピンク色の穂状の花(雄しべの集合花)を樹上に咲かせます。この花を集めて乾燥させたものを合歓花(ごうかんか)と言い、漢方では不安や不眠を改善するための処方に配剤されます。樹皮にはサポニンやタンニンの他に、子宮収縮作用のある成分の含有も報告されており、樹皮を煎じて患部にあてる湿布療法には打撲による痛みを緩和する効果があります
2015/09/11

薬用植物 ドクダミ

ドクダミは中国では蕺菜(しゅうさい)、魚腥草(ぎょせいそう)などと呼ばれ、民間で広く親しまれている植物です。雲南省辺りでは、新鮮なドクダミの根や葉は薬膳料理としても用いられています。日本名の「ドクダミ」は、「毒矯(た)み」(「矯みる」は「正す」「抑える」という意味)に由来すると言われており、日本でも古くから民間薬として用いられてきました。また、「10種類の薬効を有している」という意味で十薬(じゅうやく)とも呼ばれ、多くの効能がある薬草とされています。しかしこれは、中国から伝わった漢字「蕺(しゅう)」の当て
2015/09/03

古代人の生活へタイムスリップ 暑気払い

古代中国の哲学では、万物は「陰」と「陽」の相反する二極に分類できると信じられていました。四季でいえば、春と夏は成長の季節で「陽」。その後、貯蔵の季節である秋と冬の「陰」へ移りま
2015/07/29

日本における漢方の始まりⅡ

宋の時代(西暦1000年頃)に印刷技術が開発されると、多くの書物が出版物として世の中に広まるようになります。医書も数多く出版され、医学の知識は飛躍的にその水準を高めました。漢方
2015/07/15

簡単で効果的な健康法  足の薬湯

足の薬湯は簡単、安全、効果的な健康法として、中国では古くから行われてきました。この健康法を根気よく継続して実行すると、さまざまな慢性疾患や虚弱体質の改善などに効果があります。 
2015/04/10

老廃物も病気の一因

医薬が発達した今日でも、症状があるのに病名が分からない、あるいは生活習慣病で悩む人が増えている。これらは体内の老廃物によって起こされたものだとする医学専門家がいる。
2014/08/13

ー孫思バクの「養生十二少」ー

【大紀元日本5月16日】唐代の名医・孫思バク(そん・しばく)は中国の歴史上、著名な医学者であっただけでなく、百歳以上生きた長寿者でもありました。これには孫思バクの「養生之道」と関係があります。 孫思バ
2014/05/16

食を彩る色と健康

【大紀元日本3月13日】漢方医学では、五色と五臓は対応していると考えられています。白は肺、赤は心、黄は脾、青は肝、黒は腎です。最近では栄養学の領域でも、食品や環境の色が人体に及ぼす影響が注目されるよう
2014/03/13

古人の知恵 薬用風呂

薬用風呂は、古人の知恵の結晶であり、生薬と温浴の効果を合わせて、さまざまな病気に安全かつ有効な治療効果を発揮します。健康維持の養生法としても効果的です。
2014/02/03

頻尿症に効く漢方生薬 覆盆子

【大紀元日本11月4日】覆盆子(ふくぼんし)は、バラ科掌葉覆盆子(ゴショイチゴ)の果実で、性質は微温、味は甘、酸で、益腎、固精、縮尿の作用があり、腎虚の陽萎、遺精早泄、頻尿、遺尿、咳などの症状の治療に
2013/11/04

春の養生法

【大紀元日本4月3日】季節によって臓腑機能も変化します。2年前の漢方医学の古典『黄帝内経・四気調神大論』は、これに合わせて養生するよう記しています。 それによると、「春三月、此謂発陳。天地倶生、万物以
2013/04/03

着色、重量増し、異物混入 「ニセ漢方薬」摘発=安徽省

【大紀元日本9月24日】安徽省亳州市ではこのほど、化学物質で着色、増量した「ニセ漢方薬」を製造する企業が一斉摘発された。そのうち、8社は製造中止を命じられ、12社は立件されている。これらの偽漢方薬材の
2012/09/24

中国漢方薬に有毒含有 成分虚偽記載も判明

 【大紀元日本4月16日】中国で作られた漢方薬に有毒物質が含まれており、しかも成分表示に虚偽があることが、このたび明らかになった。 最近、オーストラリア税関は大量の漢方薬の粉剤、液剤、錠剤などを押収し
2012/04/16