米司法省、中国人ハッカー2人を起訴、日本など12カ国でサイバー攻撃

米司法省は20日、中国当局と関係のある中国人ハッカー2人に対して、機密情報の窃盗、不正アクセス、インターネット詐欺などの容疑で起訴したことを発表した。被告らが所属する中国ハッカー集団は、米、日本など12カ国の企業や政府機関にサイバー攻撃を仕掛けたという。
2018/12/21

チェコ、内閣職員のファーウェイ製品使用禁止 東欧で初

チェコのアンドレ・バビシュ首相は18日、内閣内で働く職員に対して、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)製スマートフォンなどの使用を禁止した。これに続き、チェコの産業貿易省も、同省の職員にファーウェイ製品の使用を禁じた。チェコは、欧米各国のファーウェイ排除に加入した最初の東ヨーロッパの国だ。
2018/12/20

米上院「チベット相互入国法」を可決、大統領署名で成立

トランプ米大統領は19日、「チベット相互入国法」に署名し、法案が成立した。同法案は、中国当局が米政府高官やジャーナリストのチベット立ち入りを制限するなどの場合、その措置を関与した中国当局者の米への入国禁止を定めた。
2018/12/20

弁護士の長期拘束に抗議 妻ら女性4人が丸刈りに

中国当局に拘束された王全璋弁護士の妻ら4人は17日、北京市の中央公園で当局による人王弁護士の長期拘束に抗議して、髪をそり落とした。
2018/12/20

グーグル、中国当局の監視に加担する検索エンジン開発を中止=報道

伝えられるところによると、米情報技術(IT)大手グーグルは物議をかもしている中国向けの検閲機能付き検索エンジン「トンボ(Dragonfly)」の開発を実質停止したという。
2018/12/20

改革開放40周年、中国人学者「改革はすでに失敗した」

中国の習近平国家主席(共産党総書記)は18日、改革開放40周年大会で演説し、改革開放政策を継続すると述べた。しかし、1時間半に及ぶ演説のなか、習主席は「改革で、変えるべきもの、また変えられるものをわれわれは決意をもって変えていく。しかし、変えてはいけない部分、変えられない部分を決して変えない」と発言した。
2018/12/19

新疆ウイグルの収容所、ほぼゼロ賃金の強制労働 アパレルに10万人動員計画も

中国政府が新疆ウイグル自治区に開設した30以上もの機密収容所では、100万人ものウイグル人やその他の少数民族が思想転向のために拘束されている。虐待や拷問が相次ぐともいわれる当局主張の「職業訓練センター」では、収容者は強制労働させられているとの証言や映像証拠が増えている。
2018/12/19

中国の軍用ドローン、中東で輸出増加=英シンクタンク

英国のシンクタンク英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)が12月17日に発表した報告によると、中国の軍用ドローンが近年、中東における紛争や政治的衝突地域で使用されている。
2018/12/18

拘束中のカナダ人所属NGO代表「中国への入国を慎重に」=英紙

カナダ政府が12月1日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を逮捕した以降、中国当局は中国国内に滞在していたカナダ人2人を拘束したことが伝えられた。拘束された2人のうちの1人で、カナダ元外交官のマイケル・コブリグ(Michale Kovrig)氏が現在所属するシンクタンク「国際危機グループ(ICG)」の責任者は16日、各国の企業に対して、中国への駐在員派遣を「慎重に」と警告した。
2018/12/18

インド通信担当、ファーウェイ機器の輸入禁止を安全保障担当へ要請

インドの電気通信事業当局はこのたび、同国安全保障担当に国家安全上の問題が生じるとして、中国ファーウェイ(華為科技)が製造する電子通信機器の輸入を禁止するよう求めた。
2018/12/18

EV市場の覇権狙う中国 アフリカで電池原料の独占図る 米国は新戦略で対抗

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、ワシントンにあるシンクタンク「ヘリテージ財団」で講演し、アフリカで中国とロシアの影響力拡大に対抗するトランプ政権の新たなアフリカ戦略を発表した。
2018/12/17

イスラエル、戦略港を中国に貸し出す契約見直し 米海軍の懸念受け

米国の安全保障上の懸念を受けて、イスラエル第二の規模を誇る港湾ハイファの管理運営権が中国上海の企業に渡る契約は、イスラエル政府により見直されている。
2018/12/17

中国、反腐敗運動で圧勝宣言 「米中対立で危機的な状態の反映」との分析

中国の習近平国家主席は14日に開かれた政治局会議で、反腐敗との戦いに「圧勝を収めた」と宣言した。2012年の共産党大会後に同運動が始まって以来の「勝利宣言」となった。同発言について、貿易問題に端を発した米中対立が先鋭化するなか、中国共産党政権は執政の危機にさらされ、「内部の団結」を優先させた、と専門家は分析した。
2018/12/17

中国著名経済学者が共産党脱退を明言「同様の知識人が多くいる」

中国の著名経済学者、茅于軾氏(89)はこのほど、米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対して、「共産主義思潮はもう過ぎ去った。共産党内にとどまりたくない」と述べた。茅氏によると、茅氏と同様な考えを持つ中国人知識人が多くいる。
2018/12/15

米当局、中国のスパイ行為は「最大の脅威」 今後対抗措置へ

米情報機関と国家安全保障当局の高官は12日、上院での公聴会において、米国内における中国スパイによる諜報活動は依然として、米経済と国家安全への「最大な脅威である」と強調した。
2018/12/15

「国民を犯罪に加担させない」カナダ下院、臓器狩り撲滅の法案を審議 

カナダ議会では10日、強制臓器摘出・臓器売買の撲滅を目的にする刑法改正法と人身売買難民法の法案である「S-240法案」第二読会の第2回審議が行われた。同法案は10月25日、上院で満場一致で可決した。現在、下院での審議が行われている。
2018/12/14

グーグルCEO、中国向け検索エンジン 開発の可能性を排除せず

世界大手検索エンジン・グーグルの最高経営責任者(CEO)は、物議をかもしている中国向けの検閲機能付き検索エンジンの開発の可能性を排除していない。個人情報が共産党に利用される恐れがあるとして、米政府や議会、社内からも懸念する声が上がっている。
2018/12/13

ロシア下院で新法案を起草、電子決済アリペイなどの利用を禁止へ

ロシア政府は、同国内で中国モバイル決済ルールのアリペイ(支付宝)やウィーチャットペイ(微信支付)などの使用を禁止するよう新しい法律を策定している。米ラジオ・フリー・アジアが10日伝えた。
2018/12/13

カネと名声、美女で誘惑 中国共産党のプロパガンダ工作 米教授が実体験明かす

米フルブライト大学教授でブルームバーグ評論員のナイブ・バルディング氏は12月12日、自身のSNSアカウントで、中国滞在中に持ち掛けられた当局側のプロパガンダ協力要請や、美女の接近など、海外の専門家を取り込む手法を暴露した。
2018/12/13

「王全璋弁護士を解放せよ」、世界16の弁護士団体が呼びかけ

世界人権デーである12月10日、世界16の弁護士団体が共同で中国当局に対して、拘束中の人権弁護士・王全璋氏の釈放と、王弁護士家族への抑圧を停止するよう書簡を送った。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が10日報じた。
2018/12/12

ファーウェイ締め出し、米政府10年越しの成果 5Gの軍事利用に最も懸念=米WSJ

米国、オーストラリア、ニュージーランド、日本などはこのほど、次世代移動通信システム(5G)に中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を使用しないと決めた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は8日、米政府のファーウェイ排除が「10年に及ぶ成果だ」と報じた。
2018/12/12

米ミシガン大学、孔子学院の閉鎖を決定

米ミシガン大学は10日、中国共産党のプロパガンダ機関とも言われている孔子学院の来年度閉鎖を発表した。さらに、学内すべての中国文化プロジェクトを再編するという。米国ではこれまで9つの大学が孔子学院の閉鎖を決定した。
2018/12/12

マレーシア共産党の歴史書が発売禁止処分 事実を歪曲し社会に害及ぼす恐れ

マレーシア政府は近日、マレーシア共産党の歴史書「マレーシア共産党歴史画集(一)」を発売禁止処分とした。虚偽の内容と歪曲された事実によって民衆を惑わし、社会の安寧と秩序を脅かす恐れがあったからだ。今後マレーシアでその図書を印刷・複製・出版・所持することは違法となり、有罪判決が下れば実刑に処される。
2018/12/12

カナダの元外交官でNGO上級顧問、中国で拘束 報復との見方多数

国際NGOの国際危機グループ(ICG)によると11日夜までに、同組織の北東アジア上級顧問マイケル・コブリ氏が中国で拘束された。同氏はICGの仕事のために中国にいたという。
2018/12/12

ファーウェイCFO逮捕に中国猛反発、専門家「当局の重要人物だから」=米RFA

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)を務める孟晩舟氏が10日、対イラン経済制裁をめぐる詐欺容疑で、米政府の要請を受けたカナダ政府に拘束された。中国外交部(外務省)は8日と9日、カナダと米国の駐中国大使をそれぞれ呼び、強く抗議した。外交部は両国の大使に対して、孟容疑者を釈放し、同氏への逮捕状を直ちに撤回するよう要求した。
2018/12/11

在米中国人物理学者が急死 華為CFO逮捕との関連訝る声も

量子スピンホール効果などで知られる中国系米国籍物理学者で、スタンフォード大学の張首晟(Shoucheng Zhang)教授(55)は12月1日に、米で突如亡くなったことが分かった。張教授は、米投資会社ダンファー・キャピタル(Danhua Capital)の創業者で、2009年中国当局のハイレベル人材召集計画「千人計画」に選ばれた。また、同氏は中国通信機器大手の華為科技(ファーウェイ」と近い関係にあったことから、中国国内外では、教授の死に関して関心が高まった。
2018/12/11

どうすれば止められるのか 中国の臓器収奪 英国で民衆法廷スタート

中国では無実の人々が臓器を移植手術のために強制摘出されているとの懸念について、専門家や証言者ら30人が集い、証拠や分析をまとめる「民衆法廷」が始まった。英国ロンドンで8日~10日に公聴会が開かれている。
2018/12/10

米新興企業に2億ドル投資、ボーイング社の衛星技術を狙う中国=WSJ

中国国有ファンドは、米国新興企業に2億ドルを投資して、ボーイング社に新たな衛星を建造するよう委託した。中国が米国の企業を経由して、衛星を含む米国の軍事機密技術を入手している可能性がある。
2018/12/07

中国領事館が神戸市に中国人の生活保護を要求 市の外国人生活保護コストは年間58億円

大阪の中国総領事館はこのたび、神戸市長あての文書で、在日中国人の生活援護を断る文書を送付した。日本は法律に基づき、在日外国人の生活困窮者に対して、その外国人が籍を置く国の駐日公館に保護受け入れを問い合わせている。
2018/12/06 佐渡道世

世界ビリヤード連盟 中国2選手に八百長と賭博で数年出場停止処分

世界プロ・ビリヤード・スヌーカー連盟(WPBSA)は12月1日、試合結果の不正行為で、中国人男子選手2人に対して、それぞれ数年の出場停止処分を下した。
2018/12/06