ゲノム編集の双子誕生に中国人科学者が批判声明 すでに次の計画に着手か

中国国内メディアやAP通信によると、広東省深セン市の南方科技大学の研究者は、遺伝子を改変するゲノム編集技術をヒトの受精卵に使い、双子の女児が11月に誕生した。中国の科学者たちは「狂っている」と強く批判する声明を発表した。
2018/11/27

<動画>中米の移民、柵を壊し投石も 国境警備隊は催涙弾放つ

米国の国境警備局は11月25日、メキシコ南部国境の一部を閉鎖した。大紀元は、フェンスを突破しようとして投石する移民たちを映像にとらえた。国境警備隊はガススプレーを噴射して退去を試みている。
2018/11/27

中国共産党、海外メディア記者を10カ月トレーニング 参加者「報道の質に影響」

中国政府は2年前から、海外メディアの記者を招待して10カ月間滞在させ報道のトレーニングを行い、海外における中国関連報道の世論を形成しようとしている。
2018/11/27

米、中国監視カメラ最大手ハイクビジョンへの制裁を検討 ウイグル人迫害加担

米政府は、人権侵害の一役を買っているとして、中国国有監視カメラ製造最大手の海康威視数字技術(HIKVISION、以下はハイクビジョン)を輸出規制の対象にすると検討している。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が19日伝えた。
2018/11/26

アフリカ豚コレラ、北京まで拡大 当局者「食べ残しの餌利用が原因の一つ」

中国農業農村部は23日、北京市房山区にある2カ所の養豚場でアフリカ豚コレラ(ASF)の発生を確認したと発表した。中国では現在、20の省にASFの感染が広がっている。
2018/11/26

米、中国のサイバー攻撃に「名門大が関与」 通商代表部が報告書改定

米通商代表部(USTR)は20日、米通商法301条に基づき実施した調査の報告書の改訂版を発表した。報告書では、中国当局が米企業の知的財産権を侵害し、技術移転を強要する「不公平」な慣行が改善されていないと指摘された。
2018/11/24

米、同盟国に中国ファーウェイを避けるよう説得=WSJ

米国政府は、サイバー安全保障上の危険性があるとして、中国人民軍との関連が強いファーウェイ(華為)の通信機器を避けるよう同盟国や友好国を説得している。米紙ウォールストリート・ジャーナルが22日、事情に匿名の米政府関係者の話として報じた。
2018/11/23

中国、南シナ海に新たなレーダー付き建造物設置=米シンクタンク

ベトナム外務省は11月22日、中国が軍事拠点化を進める南シナ海のパラセール諸島(中国語・西沙諸島)で新たな港湾施設とみられる拡張工事を行っていることについて、主権を侵害していると批判した。また、国際法に準じて計画の即時中止を求めた。
2018/11/23

APECで中国当局者の悪態の数々 米メディア「駄々っ子外交」痛烈批判

パプアニューギニアで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は18日、首脳宣言の一部の文言に中国代表団が反対したため、首脳宣言を採択しないまま閉幕した。APECに参加した米政府関係者を取材した米国ジャーナリストはこのほど、中国当局者がAPECの様々な場面で横柄な態度を取ったと指摘した。国際社会で共通するルールやマナーを完全に無視し好き放題にした中国当局の言動は、「駄々っ子外交(tantrum diplomacy)」だと冷やかされた。
2018/11/23

ニセ「商談」で外国企業機密を入手 契約間近で消える中国企業=イスラエルメディア

イスラエルのメディアはこのたび、中国企業はビジネス交渉や協力関係の強化を名目に、商談のためにイスラエル企業が開示した企業機密を盗み出していると報じた。世界第2のシリコンバレーとも例えられるイスラエル。近年、技術移転の強要や知的財産の盗用問題が露呈して、欧米に接近が難しくなった中国共産党政権は、この中東のハイテク先駆国家に接近している。
2018/11/23

不安と懸念、混乱を広げる中国「一帯一路」 停止や見直しは300億ドルに

中国の経済圏構想「一帯一路」は、関係国が債務不履行の危機に陥るほどの高額融資から、共産党政権による債務トラップ外交と呼ばれている。アジア、中東、アフリカに広がる複数のインフラ計画はこの数週間で300億ドル以上が停止や再検討された。
2018/11/22

河北省の銀行、妊娠・出産に「事前申請制」 違反者が解雇か中絶

中国河北省にある商業銀行大手では、女性従業員に対して、一人目か二人目かの子どもを問わずに、妊娠の事前申請承認制度を実施しているとわかった。違反の場合、同銀行は、解雇処分を受けるか、または人工妊娠中絶を受けるかを女性社員に選ばせるという。中国紙・新京報などが20日報道した。
2018/11/22

食用の牛、計測「水増し」で鼻から大量注水=安徽省

荔枝新聞11月21日付によると、2週間あまりの覆面調査で、安徽省滁州市全椒県と来安県で、農家が牛に注水していることが確認された。周辺住民は毎日、牛の苦しそうな鳴き声が聞こえるという。
2018/11/22

中国スマホ大手の小米、英市場初参入早々にセール偽装疑惑

中国スマートフォン大手、小米(Xiaomi、シャオミ)のイギリス子会社が開催する限定特価品セールに「偽装」疑惑が浮上した。セールが開始した瞬間に、対象商品が「完売」と表示され、「商品を用意していないのではないか」とイギリスの利用者から批判が殺到した。
2018/11/21

「国益に反する」豪、長江基建の天然ガスパイプライン買収案を一転拒否

オーストラリアの財務相は11月20日、長江基建集団による同国のガスパイプライン管理大手APAグループの買収案を拒否したと発表した。財務相は買収案はオーストラリアの国益に反すると説明する。
2018/11/21

台湾映画祭で「独立」を巡って波紋 両岸関係者つばぜり合い

台湾の映画祭、「第55回金馬奨」の授賞式が17日台北市の国父記念館で行われた。式には地元台湾や中国本土、香港など中華圏の有名な俳優や映画界関係者が一堂に集まった。しかし、台湾と中国本土の映画界関係者が、「一つの中国」をめぐって意見が対立したことで、授賞式では政治的な緊張感が高まった。台湾や香港など複数のメディアが報じた。
2018/11/21

中国メディアが習近平氏の講話を報じない理由

習近平中国国家主席は最近、度々技術の「自力更生」に言及している。他国の技術盗用や強制技術移転の強要に対するトランプ政権の批判が念頭にあると思われる。しかし、この「自力更生」の発言は国営メディアの報道から削除されていた。その裏には、宣伝広報を担当する王滬寧中国共産党政治局常務委員の策略があるとされている。
2018/11/20

APECで激しく衝突する米中 中国の策略を分析

世界各国に注目されている米中貿易戦は近く終わる可能性があるのか?18日に閉幕されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、その答えを見つけることができる。
2018/11/20

宣言なしで幕を閉じたAPEC 中国が「不公平な貿易」に不満か

11月18日、パプアニューギニアで開かれていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)は異例の宣言なしで幕を閉じた。参加した21の国と地域のなかで、中国だけが宣言に同意しなかった。中国は文言の中に中国批判があると捉えて、不満を抱いていたという。
2018/11/20

「借金で溺死させない」米副大統領、一帯一路に警戒呼びかけ フィリピンは協議見直し

パプアニューギニアで開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、米副大統領は演説でアジア太平洋諸国に対し、中国政府による負債トラップを暗喩して、主権を害する重い負債を受け入れないよう警告した。フィリピン財務相はAPEC開催期間中、一帯一路関連協議を見直すと発表した。
2018/11/19

VPNアプリ、半数は中国運営「世界中のユーザーが危険に」=英調査サイト

最近の調査によると、グーグルプレイやアップルストアで配布中のVPNアプリの半数は、中国企業や中国系オーナが運営しており、ユーザデータを無断で中国国内に転送している恐れがある。
2018/11/19

港珠澳大橋開通3週間 押し寄せる中国人観光客に香港住民「大迷惑」

中国広東省珠海市と香港新界離島区大嶼島とマカオ花地瑪堂区を結ぶ海上橋、港珠澳大橋が10月24日開通した以降、本土から中国人観光客が押し寄せたことで、大嶼島北部にある町、東涌の住民が迷惑を被った。ドイチェベレが13日報じた。
2018/11/17

イスラエルの国際会議、中国人専門家の出席を拒否 臓器狩り関与の疑い

イスラエルで開催予定の中国とイスラエル投資会議の主催側はこのほど、中国当局による中国伝統気功グループ法輪功学習者などを対象にした臓器強制摘出に関与しているとして、中国人臓器移植専門家の同会議への招へいを取りやめたことがわかった。
2018/11/16

「中国の自由のために迫害停止を」カナダ法輪功団体がAPECに合わせて公開書簡

パプアニューギニアで17日と18日アジア太平洋経済協力会議(APEC)が開催され、中国の習近平主席も出席する。これに合わせて、中国国内の迫害停止を求めるカナダの法輪功学習者は、トルドー首相宛ての書簡を公開した。迫害停止への主張は「中国が平和で自由な国になることを希望するすべての人々の願い」と書いた。
2018/11/16

米超党派委員会、年次報告書を発表 「中国は国家安全上の脅威」

米議会の超党派諮問機関「米中経済安全保障調査委員会(USCC)」は14日、年次報告書を発表した。報告書は、中国当局の一帯一路経済圏構想、南シナ海での軍事化、ハイテク分野の政策、北朝鮮情勢への関与、香港・台湾などを言及し、中国当局による米国国家安全への脅威に強い懸念を示した。
2018/11/16

ロシア、中国人農家のビニールハウス撤去相次ぐ 「化学肥料漬けだ」と住民反発

ロシアで近年、中国人農家によるビニールハウスでの野菜栽培が盛んになっている。しかし、基準値以上の農薬を使用しているため、現地住民の反発を招き、ハウスの閉鎖・撤去が相次いだ。
2018/11/15

「強迫では友人になれない」パラオ大統領、中国政府の圧力を非難

台湾を訪問中のパラオ大統領は13日、台北で開かれた記者会見で中国共産党政府によるパラオや台湾に向けられた圧力について「友好関係とは強要や脅しではなく相互に尊重することが重要だ」と述べた。また、中国政府は外交の原則を理解していないと非難した。
2018/11/14

米に歩み寄る中国、市場開放と宣言するも信用されず

中国指導部は、米国の中間選挙が終了以降、米との協議再開に意欲を示し始めた。海外メディアや専門家は、貿易摩擦問題において、中国側はトランプ米政権との間で一部の和解を達したい意思があるものの、米側に譲歩し市場を完全に開放することがないとの見方を示した。
2018/11/14

米議員、ウイグル弾圧停止法案を準備 人権侵害の責任を追及

米国の両院の超党派は、中国の新疆ウイグル自治区における弾圧停止への法案を作成中だという。最終的には人権侵害を犯した行政担当者や警察機構、組織の責任を追及する。米政治史専門メディアが13日に報じた。
2018/11/14

中国ネットに「寒波」か 9800のセルフメディア一斉削除

中国当局はインターネット上の言論統制を強めている。中国のインターネット監督機関・国家網信弁は12日、9800ほどのセルフメディア(「自媒体」)のアカウントを閉鎖したと公表した。当局は先月20日から、セルフメディアを取り締まっている。
2018/11/13