この1年を漢字1文字で表す恒例の「今年の漢字」が発表される中、小野田紀美経済安全保障担当相は12日の記者会見で、自身が選ぶ1字として「推」を挙げた。
小野田氏は理由について、「経済安全保障の推進や外国人政策など、さまざまな政策に横串を刺して前に進める仕事を担ってきた。まさに政策を力強く“推進”すべき一年だった」と説明した。
高市早苗首相は外国人政策を主要課題の一つに据え、小野田氏が外国人政策を担当している。
さらに、「推しが総理になりまして。『推し活』をした1年だったなあ」と語り、高市氏の首相就任も選定理由の一つに挙げた。
小野田氏は、10月の自民党総裁選で高市陣営「チーム早苗」のキャプテンを務めていた。
「つらい時にもレジェンド推し(高市氏)に助けてもらった。メンタル的にも支えられた」とエピソードを語り、「政策も何もかも『推してまいる』という1年だった」と述べた。
「今年の漢字」について、12日に京都市東山区の清水寺で発表され、2025年を象徴する漢字に「熊」が選ばれた。熊の出没と被害が相次いだのが理由だ。
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