中国外務省のアジア局長・劉勁松が交代したことが7月30日分かった。外務省のウェブサイトは30日までに局長欄を変更した。
劉勁松は、昨年11月に高市早苗首相が台湾有事について「存立危機事態にあたる」と答弁した直後、訪中した金井正彰アジア大洋州局長と会談した。その際、ズボンのポケットに手を突っ込んだまま見送る姿に批判が相次いでいた。

劉の後任には、前駐モンゴル大使の沈敏娟が就いた。
中国共産党(中共)側はポケットに手を突っ込み撮影 日中間の事前調整なく報道
2025年11月に中国・北京で日中の局長協議が行われた際、金井アジア大洋州局長が顔を下に向けている一方、アジア局長・劉勁松は両手をポケットに入れ、ぶぜんとした表情で会話をかわすなどした映像を中国メディアが放送した。
本来この会談は非公開のはずで、双方とも当初はメディアを入れる予定はなかった。ところが会談終了後、中共側は突然メディアに連絡を取り、外交部内部での撮影を許可した。
木原稔官房長官は記者会見で、日中の局長級会談が行われた際、両局長が会話する様子が中共の官製メディアなどで報じられたことについて「日本側としかるべく調整しない形でプレスアレンジが行われた」と述べた。日中間の事前調整がないまま、官製メディアが報道したと明らかにした。
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