バドミントン男子ダブルスで台湾ペアが金メダル、中国CCTV表彰式を中継せず

2021/08/02
更新: 2021/08/02
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東京五輪バドミントンの男子ダブルスは7月31日に決勝が行われ、台湾の李洋(Lee Yang)/王斉麟(Wang Chi-lin)ペアが中国の李俊慧(Junhui Li)/劉雨辰(Yuchen Liu)ペアを2-0で下し、台湾にバドミントンで初の五輪金メダルをもたらした。一方、中国国営中央テレビ(CCTV)は、この試合のメダル授与式を放送しなかった。

試合後、台湾の王選手は自身のフェイスブックを更新し、「私は台湾のバドミントン選手、王斉麟です」と投稿した。また、李選手も「私は金門の出身で、台湾から来ました」と語った。 

中国の李俊慧選手も台湾ペアを祝福したが、「チャイニーズタイペイ・チーム、おめでとう」と投稿した。

中国のCCTVはメダルの授与式になると、突如画面を別の競技に切り替えた。

中国のネットユーザーはSNS微博(ウェイボー)への投稿で、「バドミントンの男子ダブルスの試合をずっと見てたけど、最後のメダル授与式のところで強引に放送が中断された。ガッカリだ」と嘆く人もいた。

「CCTVが表彰式を放送するわけがない。中華民国の国歌は相当敏感だ。いきなり水泳に画面が切り替わった。唐突過ぎるよ」と書いたネットユーザーもいた。

別の中国人ネットユーザーは、台湾人選手が試合を勝ちそうになった時点で、CCTVは中継を中止したと投稿した。

台湾人ネットユーザーはこれについて「共産党メディアの心はガラスでできている」と揶揄した。

東京五輪の開会式でも、中国IT大手のテンセントが、台湾選手団が入場した直後、東京・国立競技場から約20分間にわたりスタジオの映像に切り替えた。その結果、台湾の4つ後に登場した中国選手団の入場を配信できず、中国国内から批判された。

今回の東京五輪で「台湾」を使用するメディアが増えている。開会式でNHKのアナウンサーが「チャイニーズタイペイ」チームを「台湾です」と紹介し、話題となった。米NBCは「チャイニーズタイペイは五輪で使用される台湾の呼び名だ」と強調した。フランスのメディアはメダルランキングを報じるとき、台湾と呼び、中華民国の国旗をつけた。

台湾の正式な「国号」は「中華民国」で、「国歌」もある。しかし「台湾は中国の一部」と主張する中国が国際社会で影響力を拡大した70年代以降、台湾は国際大会において、中華民国の名の下で国旗を掲げて出場できなくなった。

台湾は76年のモントリオール大会と80年のモスクワ大会に参加せず、中国や国際五輪委員会(IOC)などと複数回の交渉を経て、84年のロサンゼルス大会から代わりに「チャイニーズタイペイ」という名称の下で五輪に参加するようになった。メダル授与式では台湾のオリンピック委員会の旗を掲揚する。

(翻訳編集・李凌)