「性的マイノリティーのキャラを増やす」ディズニー社の新たな方針

2022/04/23
更新: 2022/05/01
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ディズニーアニメの名作「白雪姫」(1937年)に登場する継母を覚えているだろうか。「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」とつぶやく怖い女性だ。

しかし、今のディズニーがやっていることに比べたら怖くもなんともない。

私はかつてディズニーの映画制作に携わったことがあるが、彼らがここまで不道徳かつ歪んだ企業になるとは思ってもいなかった。彼らが最近取り組んでいる「Reimagine Tomorrow」(明日を再び想像する)という奇妙なプロジェクトがそれを物語る。

「City Journal」の調査ジャーナリスト、クリス・ルフォ氏がツイッター上で公開しているディズニーの社内ビデオ会議の中身を少し紹介しよう。

会議でエグゼクティブ・プロデューサーのラトヤ・ラベノー氏は「全く秘密でもないゲイのアジェンダ」があると告白し、定期的にクイア(同性愛などの性的マイノリティー)を子供向け番組に取り入れると語った。

制作コーディネーターのアレン・マーシュ氏は、作品に「標準的なトランスジェンダー、アセクシャル(無性愛者)、バイセクシャルのキャラクター」が十分に含まれているかどうかをチェックし、記録していると話した。

社長のカーリー・バーク氏は、作品に多くのLGBTQキャラクターを登場させると述べ、少なくとも「50%のキャラクターを性的・人種的マイノリティーにする」という企業目標を掲げた。バーク氏の2人の子供も、それぞれトランスジェンダー、パンセクシャル(性別を気にせず恋愛感情を持つ人)であるという。

もちろん、テーマパークも例外ではない。ダイバーシティ担当のヴィヴィアン・ウェア氏は「レディース&ジェントルマン」「ボーイズ」「ガールズ」という差別用語をディズニーランドからなくし、全ての人が「魔法のような思い出になる」時間を過ごせるよう努力していると話した。

これが、彼らにとって「明日を再び想像する」ことなのだろう。ミッキーやミニー、グーフィーが躍る伝統的なパレードは、ウエスト・ハリウッドで毎年行われるゲイ・プライド・パレードや、サンフランシスコのレザー・プライド・ウィークのようになるのかもしれない。

一体、彼らは何をしているのか。彼らが西洋文明の破壊を目論んでいることは間違いないが、そこには胸の悪くなる児童虐待も含まれている。これは、ディズニー社のリーダーたちが自分の「Woke」(社会正義)ぶりを披露し合う、単なる社内会議に留まる話ではない。

ウォルト・ディズニー社は世界有数の巨大エンターテイメント企業である。傘下にはウォルト・ディズニー・スタジオだけでなく、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー、マーベル・スタジオ、ルーカスフィルム、20世紀スタジオ、20世紀アニメーション、サーチライト・ピクチャーズがある。

下記は、ウィキペディアから。

「ディズニー社はABC放送ネットワーク、ディズニー・チャンネル、ESPN、フリーフォーム、FX、ナショナルジオグラフィックなどのケーブルテレビ、出版、商品化、音楽、劇場部門、Disney+、Star+、ESPN+、Hulu、Hotstarなどの消費者直販ストリーミングサービス、世界各地の14のテーマパーク、リゾートホテル、クルーズラインを所有し、運営している」

つまり彼らの会話の内容は、遅かれ早かれ、地球上のほぼすべての市民に影響を及ぼすことになる。彼らのアジェンダが広く知られたら、ほとんどの親が愕然とするはずだ。

創始者のウォルトは、どう思うだろうか。彼は独創的で、創造力に溢れていた。今のディズニーは「白雪姫」のような美しい映画を作ることも、「星に願いを」のような希望に満ちた曲を作ることもできない。

彼らの混乱の動機は、かつてのハリウッドやディズニーの、あの素晴らしい芸術性に対する羨望にあるのかもしれない。

 

執筆者プロフィール

ロジャー・サイモン(Roger L. Simon)

アメリカの小説家・オスカー賞受賞脚本家。ニュースサイト「PJメディア」の共同創設者。

オリジナル記事:英文大紀元「Self-Destructive Disney Finds a New (More Permanent) Way to Terrify Children」より

(翻訳編集・郭丹丹)

 

アメリカの小説家・オスカー賞受賞脚本家。ニュースサイト「PJメディア」の共同創設者。