2024年大統領選挙、過半数がバイデン氏を支持しない=世論調査

2022/07/13
更新: 2022/07/13

米ニューヨーク・タイムズ紙とニューヨーク州のシエナ大学が11日に発表した2024年大統領選挙などに関する世論調査で、「民主党は候補者としてバイデン氏を指名しない」と回答した人が半数以上に上ることがわかった。調査は7月5日から7日にかけて、全国の登録有権者849人を対象に行われた。

11日に発表した調査によると「今日大統領選挙が行われた場合、誰に投票するか」との問いに対して、44%がバイデン大統領に、41%がトランプ前大統領に投票すると答えた。いっぽうバイデン氏を民主党候補者として指名しないと回答した人は64%に上り、その理由として「年齢(33%)」、「仕事ぶり(32%)」などが挙がった。

また、バイデン氏の大統領としての仕事ぶりについて、「強く反対する」と回答した人は45%、「強く賛同する」と回答した人は13%に留まった。

米国の方向性について「間違っている」と回答した人は77%、「正しい」と答えた人はわずか13%だった。米国が現在直面する重要な問題としては、「経済」20%、「インフレ・生活費」15%、「民主主義の状況・政治分断」11%、「銃政策」10%などが挙げられた。

米国をはじめ国際関係担当。
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