台湾軍、金門島で無人機を撃墜 警告射撃するも従わず

2022/09/01
更新: 2022/09/01

台湾陸軍は1日、中国本土にほど近い金門島の規制区域に侵入した所属不明の無人機を撃墜したと発表した。

台湾軍は、警告射撃に従わなかったため防衛射撃を行なったとしている。

ペロシ氏の台湾訪問以降、中国は反発を強め、台湾周辺で大規模な軍事演習を行った。金門島には撮影機材を搭載した無人機(ドローン)が連日のように飛来、8月30〜31日には4機が警告射撃で追い払われた。

中国軍が挑発行為をエスカレートさせるなか、蔡英文総統は30日夜、必要なときに「強力な反撃措置」を講じて国家の安全を守るよう国防部に命じたと明らかにした。

米ホワイトハウスのジョン・カービー報道官は31日、中国が無人機を台湾周辺で飛行させることは現状変更の試みであるとし、その軍事行動は威圧的なものであると指摘した。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
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